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攻撃陣爆発

「ずば抜けた」リベリー、エウベルの足跡を辿るミュラー

試合後トーマス・ミュラーははっきりとこう断言した。
「彼はフィールド上で一番下手くそな選手だった。ボールを次々と失い、ほとんど攻撃の起点になれていなかった!」
ドイツ代表ミュラーはさらにこう続けた。
「まだまだ全然足りないね」
リベリーは幸いミュラーの批評を耳にすることなく、無言ですでにチームバスに乗り込んだ後だった。

だがほんの数秒すると、ミュラーは我慢できずに真剣な表情から一変、大きな笑顔を見せた。そう、23歳ミュラーは彼独特のユーモアでスタジアムに集まった57,000人観客と、試合をテレビ観戦していた全てのファンを代弁し、こう語っていたに過ぎない ― 現在のムッシュ・リベリーはまず誰にも止められないと。試合翌日の本日日曜FCB.tvのインタビューに応えたミュラーは、今度は冗談抜きでこう語った。
「僕らは現在絶好調だ。水曜にはリールとの難しい一戦が控えているだけに、一刻も早く回復しなくては」

FCバイエルンが3-0で制したアウェーでのハンブルク戦、高速サイドアタッカーのリベリーは、ミュンヘンの全3ゴールに絡む大活躍を見せた。先制点の場面では自陣からの正確なクリアーボールで攻撃の起点となり、2点目、3点目については直接アシストして見せた。
「フランクはずば抜けたプレーを披露した。今年はタイトルを勝ち取りたいという気持ちが伝わってくる」とユップ・ハインケス総監督もリベリーを称賛。

筋肉を傷めていたフランス代表リベリーは、1週間半ほどチームから離脱してレヴァークーゼン戦、カイザースラウテルン戦を欠場したが、3日(土)のハンブルク戦では、負傷前の数週間にわたり発揮し続けていたずば抜けたパフォーマンスをすでに取り戻していた。攻撃面でほぼ全てのプレーを自由自在に成功させているリベリーは、負傷以前の数週間同様守備面でもチームの大きな力となっている。
「それが一番嬉しい」とバスティアン・シュヴァインシュタイガーもリベリーの好調ぶりを喜んでいる。

ミュラー、エウベルの足跡を辿る

しかしハンブルクで最高なプレーを披露したのは、何もリベリー一人だけではない。バイエルン守備陣は今度も相手を無失点に抑え、その前ではシュヴァインシュタイガーらがゲームを組み立て、前線ではリベリーと共にそれぞれゴールを決めたトーマス・ミュラーとトニー・クロースが相手を翻弄した。また、ワントップのマリオ・マンジュキッチも疲れを知らぬハードワークでチームに貢献した。
「芸術に近いレベルだった。見ていて楽しかった」とウリ・ヘーネスもチームを称賛した。