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2ゴール、2アシスト

ピサーロ、「再び当てにできる」

再びミュンヘンに戻ってきたクラウディオ・ピサーロを待ち受けていたのは、険しい道のりだった。筋肉のバランスを崩していたピサーロは、何週間にもわたりチーム練習に全く参加できないか、参加できたとしても殆どまともに練習できない状況が続いていた。それに加えペルー代表も務めるピサーロには、代表戦の都度、決まって長旅を覚悟しなければならないという事情がある。不運にも敗れ去ったレヴァークーゼン戦では、ツキに見放され、ポストとクロスバーに阻まれた。だがそんなピサーロの悩みも、カイザースラウテルンと対戦したDFBポカール戦で一瞬にして消え去ったに違いない。というのもピッツァ(ピサーロの愛称)は、2ゴール2アシストの大活躍を見せたのだから。

「とても気持ちよかった。無論、大変満足している」とピサーロは述べた。2001‾2007年までバイエルンでプレーしていたフォワードの彼は、この夏ミュンヘンに戻ってきたばかりだ。2日後に34歳の誕生日を迎えるピサーロは、FCBニュースで「まだ少し実戦経験」が足りないが、コンディション面では問題ないと語っていた。自身への誕生日プレゼントは、カイザースラウテルン戦でしっかりと頂戴したようだ。前半11分に狙い澄ました低いシュートをネットに突き刺し先制点を奪ったピサーロは、後半13分にはヘディングを決めリードを3-0と広げた。

ピサーロは、自身のDFBポカールキャリア(通算45試合)でこれまでに歴代2位の合計26ゴールを決めている。さらにはブンデスリーガでもゴールを量産、両大会での外国人記録(合計160ゴール)を保持するピサーロだが、昨夜の2ゴールは決して「簡単ではなかった」そうだ。
「ここに来るチームは、いつだって防壁を立てて戦ってくる。その壁を打ち砕くのは容易ではない」