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0から100へ

ファン・ボイテンはアクセル全開

出番は突如やってきた。ウォーミングアップをする間もなく、ファン・ボイテンはユニフォームに着替えフィールドに入った。今季まだ一秒も試合に出場していなかったダニエル・ファン・ボイテンは、ホームでのフランクフルト戦の前半32分、負傷により途中交代を余儀なくされたジェローム・ボアテングに代わりピッチに立った。
「0から100へ ― 簡単ではないが、経験があれば何とかなるものさ」と34歳のファン・ボイテンはFCBニュースで語った。

ベルギー出身のファン・ボイテンによるとベンチはとても寒かったそうだが、
「突然出場するほかなかった、それも攻守の切り替えが激しい試合に。フランクフルトはなんとしてでも勝利を掴もうとずば抜けた運動量を見せていた」
だがファン・ボイテンは、仲間と力を合わせフランクフルトの攻撃を最後まで守り抜いた上、自らも相手ゴールを脅かす活躍を見せた。前半42分、ファン・ボイテンはヘディングでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。後半23分のヘディングは惜しくも枠から逸れた。
「相手のペナルティーエリア内でチャンスを作れるまでに回復し、ホッとしている」とファン・ボイテンは語った。

ヘディングでゴールを狙い、強靭な対人プレーを見せ、勝ち点3を獲得したのだから、ファン・ボイテンもさぞかし満足しているに違いない。ケガや体調不良により、ファン・ボイテンはこれまでの数ヶ月、思い通りにプレーすることができなかった。
「常にポジティブでいなくてはダメだ」と彼は苦しい時期を振り返る。彼がいつも全力で練習に取り組むがんばり屋であることは言うまでもない。
「気持ちの強さや喜びがなければ日々の練習でいつも全力を尽くし、このように復帰することはできないさ。私の体はアクセル全開のプレーに慣れている」とファン・ボイテンは語り、こう続けた。
「努力無しの成功はあり得ない」

バイエルンで7年目

ファン・ボイテンの視線は再び前へ向けられている。
「なるべく多くの試合」に出場したいとファン・ボイテンは残されたシーズンへの抱負を述べた。197センチの長身ディフェンダーは、出番が来ることを確信しているようだ。
「冬休みまで、まだまだ過密スケジュールが続く。全ての選手が必要となるはずだ」
バイエルンで7年目を迎えたファン・ボイテンにとり、激しいポジション争いはいつものこと。だが現在、ボアテングとホルガー・バドシュトゥーバーが負傷中のため、ファン・ボイテンはダンテと並び唯一健康なセンターバックとなっている。

しかしバイエルンの次節を前に、ファン・ボイテンは14日(水)、ベルギー代表でルーマニアとテストマッチを行なうことになる。少しでも実戦経験をFCバイエルンに持ち帰り、週末のアウェイでのニュルンベルク戦に臨みたいと言う彼は、次なる出番への強い意気込みを見せた。
「バイエルンの一員としてピッチに立てる瞬間を毎回満喫している。私にとってとても光栄なことだ」