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「地に足を着けて」

FCB、「クレバー」なホーム戦勝利を喜ぶ

最終局面では精度を欠き、週2試合のペースからの疲れも感じられた。フランクフルト戦は、決してうまく運んだ試合ではなかった。 だがFCバイエルンのスター選手たちは、1部に昇格したばかりのアイントラハト・フランクフルトとのホーム戦で根性を見せ、華麗なフットボールができずとも、泥臭い消耗戦を制することができることを証明した。
「自由自在にプレーできないときは、クレバーで知的なプレーをすれば良い。それが達成できた」とユップ・ハインケス総監督もリーグ戦3位のフランクフルト相手に2-0(前半1-0)で競り勝った消耗戦を振り返り喜んだ。

10日(土)午後、バイエルンはリベリー(前半44分)とダヴィド・アラバ(後半32分PK)の2ゴールでフランクフルト戦を制し、非常に貴重な勝ち点3を手にした。というのもこれによりフランクフルトを勝ち点10差に引き離し、シャルケ(勝ち点7差)や昨年のドイツマイスターのドルトムント(勝ち点11差)に対するリードをキープできたからだ。
「我々が勝ち点を取りこぼさなかったことが何よりも重要だった」とカール=ハインツ・ルンメニゲは語るとこう続けた。
「試合前の状況を維持できたのだから、満足しても良いだろう」

バイエルンの代表取締役の言葉を借りると、フランクフルト戦は「重労働」だったという。ブンデスリーガで今季これまでのサプライズチームとなっているフランクフルトは、最初の1秒から覚悟を決めて応戦してきた。
「彼らは攻撃に可能性をかけ、全力で攻めて来た」とトーマス・ミュラーは分析した。ミュラーは、後半途中から出場するとすばらしいプレーで相手ディフェンスを翻弄した。
「我々のベストマッチではなかった。少しごちゃごちゃしすぎていた」とドイツ代表ミュラーは語った。

キャプテンのフィリップ・ラームによると、今週半ばに6-1で制したリール戦の疲れもあり「フレッシュさ」に欠けていたという 。そのため最近のゲームと比べると、攻撃から守備への切り替えが遅く、相手にビッグチャンスを許してしまったそうだ。最大のピンチを迎えたのは後半開始早々のこと。セットプレーからフランクフルトのバンバ・アンデルソンにヘディングを許したが、クロスバーに救われ命拾いした。
「戻りが遅すぎたシーンもあった」とバスティアン・シュヴァインシュタイガーもラームと同意見のようだ。

「勝てば何でも良い」

こうして相変わらずチケット完売のミュンヘンのアリアンツ・アレーナでの一戦は、どちらに転んでもおかしくない展開を見せ、シュート数でもまた23対18とほぼ互角。だが特に後半主導権を握っていたバイエルンは、絶妙なタイミングでゴールを奪い、最終的にはさらに点差が開いてもおかしくない内容だった。 FCBのプレーは、輝きこそ放たなかったものの、勝利に値するレベルではあったと言えよう。
「我々が水曜日にCLマッチを戦っているなか、対戦相手は休んでいるのだから、いつだって難しい試合になることは当然だ。だからこそこういった試合は勝てば何でも良い、勝敗以外はあまり重要ではないのだ」とウリ・ヘーネス会長は説明する。