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「超一流」

FCB、「最高のチームプレー」で観客を魅了

完璧な試合日を描けと言われたら、昨夜のブンデスリーガの第10節、ハンブルクとのアウェー戦などは、それに当たるかもしれない。バイエルンはアウェーで勝ち点3を獲得し、後続チームとの勝ち点差をさらに広げ首位の座を固めると同時に、開幕からアウェーで無失点5連勝というブンデスリーガ記録をも打ち立てた。不運にも敗れ去ったホームでのバイエル・レヴァークーゼン戦から一週間、3-0(前半1-0)で快勝したバイエルンの選手たちには笑顔が戻っていた。

「私のチームのパフォーマンスは超一流だった。一人一人が仲間のために全力を尽くした。90分間を通して見せたサッカーに非常に満足している。高いモチベーションと豊富な運動量で挑んできたチームを相手に、すばらしいゲームを披露したのだから」とバイエルンのユップ・ハインケス監督は、ハンブルクのアイエムテック・アレーナのミックスゾーンで試合を振り返った。
「芸術に近いレベルだった。見ていて楽しかった」とウリ・ヘーネス会長もチームを称賛した。

バスティアン・シュヴァインシュタイガーがダイビングヘッド(前半40分)で先制し、トーマス・ミュラーが不可能に近い角度から追加点(後半4分)を決め、トニー・クロースがとどめの3点目(後半8分)を力でねじ込み、FCバイエルンは2006年11月以来となるハンブルクでのアウェー戦勝利を飾った。その4日前にはDFBポカールで1.FCカイザースラウテルンを下し3回戦進出を決めていたドイツのレコルトマイスターは、ハンブルク戦では、今のFCBにブレーキをかけるのがいかに困難であるかを見せつけるパフォーマンスを披露した。

「総合的に評価すると今日は一人一人がかなり高いレベルでプレーをしていた」とスポーツディレクターのマティアス・ザマーは語った。
「今日は最高なチームプレーですばらしい試合をすることができた」とゴールを決めたミュラーは述べた。彼の活躍もあり、バイエルンは開幕からアウェーゲームで1失点も喫することなく(15得点0失点)5連勝を達成するという、新たなブンデスリーガ記録を打ち立てたのである。

「やっとハンブルクでも勝つことができた。ここ数年間、ここは我々にとり危険なスタジアムだったからね。僕自身ここでは一度も勝ったことがなかった」と述べたミュラーの表情からは、ハンブルクでの初勝利への喜びが窺えた。先週末のレヴァークーゼン戦を不運にも落とし、世間では昨シーズンのちょうど今頃との比較がとりざたされていたが、ミュラーはこう述べた。
「11月になればFCバイエルンはスランプに陥るという見方も、これで一段落するだろう」

95回目となった今回の南北決戦では、ケチのつけどころさえほとんどなかったと言える。57,000人が集まったハンブルクでFCBが見せたパフォーマンスは、それほどまでに圧倒的なものだった。
「重要な勝利だった。レヴァークーゼンに対して勝ち点3を取りこぼしていただけに、今日は何としてでも勝ちたかった。だがハンブルクでの勝利は決して当然の結果ではない」と先制点を決めたシュヴァインシュタイガーは語った。
「昨年と比べ、チームとしての守備力が向上している。また、守備から攻撃への切り替えも早くなった」

ハンブルクの守護神レネー・アードラーがファインセーブで幾度かピンチを救っていなければ、点差は間違いなくさらに開いていたことだろう。そんなアードラーもこの日はFCバイエルンが勝っていたことを素直に受け入れるしかなかった。
「今日は少なくともワンランク分の差があった。ミュラーやリベリーといったすばらしい選手を自由にプレーさせると、ブンデスリーガのどのチームであろうが、多くのチームはハタからはまるで高校生のチームのようにしか見えないだろう」

「タイトルをとったわけではない」