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ロッベン抜き、リベリーは微妙

FCB、ニュルンベルクとのバイエルンダービー

FCバイエルンは、なごやかな年次株主総会を終え緊張感から解放され、これまでのシーズンをトップクラスで戦い終え、めっきりと自信を付けて17日(土)アウェイでの1.FCニュルンベルク戦(15:30よりライブティッカー及びFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)に臨むはずだった。だが、185回目のバイエルン=フランンケン地方ダービーを前に、FCBはケガ人に悩まされている。ブンデスリーガで首位を走るバイエルンは、アリエン・ロッベン、ルイス・グスタヴォに加え、フランク・リベリーの出場まで微妙になった。

ロッベンは、ドイツとの代表戦で軽い肉離れを負いミュンヘンへ戻ってきた。
「明日もヴァレンシア戦も使えないだろう」とユップ・ハインケスは本日金曜明らかにした。また筋肉を傷めているグスタヴォも回復が間に合わず、ミュンヘンでの居残りが確定している。

さらにリベリーは、イタリアとの代表戦で肋骨を打撲、明日の出場は痛みとの相談となるが、ハインケスは楽観視している。
「先発出場できるものと想定している」
ほかにも欠場が確定しているのは、負傷中のジェローム・ボアテング(肉離れ)とエムレ・カン(靱帯断裂)の両名だ。

一方3週間前に肉離れを負ったホルガー・バドシュトゥーバーは、チームに復帰する模様。
「彼がこれほど早く復帰してくれるなんて、ちょっとした奇跡のようだ」とハインケスも早期回復を喜んでいる。また体調不良によりオランダ戦への出場を見送っていたトニー・クロースとバスティアン・シュヴァインシュタイガーの両名(ハインケス:「賢い判断だった」)も、完全に快復したようだ。

ゴメス、遂にメンバー入りか?

それ以外にもマリオ・ゴメスの公式戦今季初のメンバー入りも見えてきた。最終的な決断は直前に下すとハインケスは次のように述べた。
「マリオは3ヶ月間負傷で休んでいた。慎重に慎重を期し馴染ませてやるのも私の仕事」
ゴメスは、13日(火)のテストマッチで久々の試合経験を踏んだばかりだ。

メンバー構成がどう転ぼうと、FCバイエルンは17日(土)のニュルンベルク戦で、これまでの完璧なアウェイ記録(5戦全勝、15得点0失点)をさらに引き延ばすつもりでいる。
「サクセスロードをこのまま突っ走りたい。目標は2位、3位、4位との勝ち点差を保つか、もしくはさらに引き離すこと」とハインケスは意気込み見せた。

「彼らは非常に危険」

カール=ハインツ・ルンメニゲは、年次株主総会の場を借りてチームに「高い集中力とファイティングスピリット」で試合に臨むよう要求した。というのも「ニュルンベルク戦をはじめ、大事な数週間が続く」からだとFCBの代表取締役は語った。ウリ・ヘーネスは、リーグ15位のニュルンベルクとの一戦を前にこう忠告した。
「彼らは不調なだけに非常に危険」

「デア・クルップ」(ドイツ語で「ザ・クラブ」を意味するニュルンベルクの愛称)は、最近8試合でわずかに1勝しか挙げられずにいる。だがハインケスも油断は禁物だと気を引き締めている。ニュルンベルクは間違いなく壮絶なバトルを繰り広げてくると彼は予想する。
「FCバイエルンとのダービーマッチで彼らが100%以上の力を出してくるは有名な話。底に秘めた全ての力を引き出して来るに違いない」
最近のデータを見てもそれは一目瞭然。FCBは、ニュルンベルクでのリーグ戦最近5試合で、1勝しか挙げていない。

リラックスなんて「明日はとんでもない」

「アンダードッグにだってチャンスは必ずある。もっとも自らチャンスを探し、ハードワークを続け、いざチャンスが訪れたらしっかりと掴み取ることが大前提だが」とニュルンッベルクのディーター・ヘッキング監督は語った。ヘッキングは、28年前(1984年11月30日)ハインケス監督の下で選手としてブンデスリーガデビューを飾った経歴を持つ。ゴールキーパーのラファエル・シェファーはバイエルン戦を前にこう語った。
「我々が絶好調で、バイエルンが油断してくれればチャンスはある」

ニュルンベルクでは、明日の試合が1989年6月に行なわれたブンデスリーガ第33節の試合の再現となることに期待を寄せている。当時同じくリーグ15位につけていたニュルンベルクは、対バイエルン戦を2-1で見事に制したのだ。当時もバイエルンの指揮官を務めていたハインケスは、敗北を喫したにもかかわらず、この対戦を喜んで思い起こすという。というのも当時のバイエルンは、このニュルンベルク戦の前にすでにマイスターに輝いていたからだろう。
「あのときは実にリラックスしてベンチから試合を楽しむことができた。明日の試合ではリラックスなんてとんでもない」