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グループF、3チームでデッドヒート

FCB、リール相手に3勝目を目指す

FCバイエルンの任務はいたって明白。チャンピオンズリーグ、グループFのバイエルンは、決勝トーナメント進出のチケット2枚をめぐる3チームのデッドヒートで優位に立つためにも、7日(水)夜に行なわれるホームでのLOSCリール戦(20:30キックオフ、FCBライブティッカーおよびウェブラジオにて放送予定)に何としてでも勝利しなくてはならない。
古巣との再会を前に「勝つしかない」と述べた高速サイドアタッカーのフランク・リベリーは「ハンブルク戦のようなプレーをして、勝ち点3を奪わねば」いけないという。

3試合を終了し、FCバイエルンは勝ち点6で現在3位。対リール戦と同時刻にヴァレンシアで対戦する、同じく勝ち点6で並ぶFCヴァレンシアとバテ・ボリソフを追う形だ。バイエルンは2週間前にアウェーの北フランスで1-0と勝ち星を手にしているだけに、「ホームサポーターの目の前で勝ち点3を加算」することの重要性をディフェンダーのジェローム・ボアテングは強調した。

ブンデスリーガで首位を走るバイエルンは、先週末のハンブルガーSV戦(3-0)ですばらしいパフォーマンスを披露しただけに、フランス1部リーグ《リーグ・アン》現在7位のリールを相手に胸を張ってプレーすることができそうだ。しかし自信満々で臨むのは良いが、決して図に乗ってはいけない、とユップ・ハインケス監督はチームをけん制、こう忠告した。
「このチームにはもっと多くのものを期待している。私にしてみれば、浮かれ過ぎだし、あまりにも楽観的。まだ何一つとして達成していないのだから」

というのも67歳のハインケスによれば、チャンピオンズリーグには「弱い相手」等1チームもいないからだ。
「昨年は死の組だと叫び立て、今年は乗り越えられない壁ではない、良かったと言う声を耳にする」とハインケスはここ2年のグループステージ抽選会を振り返って述べた。だが前評判とは違い、昨年のグループステージでバイエルンは、マンチェスター・シティー、ナポリ、ヴィジャレアルとの死の組を軽々と突破して見せたのに対し、今年はボリソフ相手にまさかの敗北を喫し、ウリ・ヘーネス会長の言葉を借りると「幾らかプレッシャー」を感じ始めているようだ。

リベリー、「モチベーションもコンディションも最高」

このためハインケスは、現在勝ち点0でグループF最下位に甘んじるリールとの一戦を「極めて重要視」しているようだ。というのもリールが最後のチャンスをかけて「アグレッシブ」でしかも「しぶとく」ぶつかってくることが予想されるからだ。ハインケスは明日のリール戦も難しい試合になると予想している。
「彼らはいまいちど最後のチャンスにかけてくるだろう。前回の対戦で彼らはそのパワーとフィジカルの強さ、そして確かなファイティングスピリットを証明した。水曜も同じ感じで来るだろう」
だが、相手を侮ってはいけないことは選手たちも百も承知。
「私のチームは、(勝利に)必要なことは熟知している」

現在絶好調のフランク・リベリーもハインケスとは同意見で、フランス代表の彼はこう語った。
「決して相手を甘く見てはいけない。最初の一秒から集中してプレーしなくては」
リベリーは、母国のチームと、なかでもフランス代表のチームメート、マティユー・デビュシー(「彼はトップクラスの右サイドバックだ。面白い対戦になる」)とのマッチアップを前に、「モチベーションもコンディションも最高」だと述べた。

ロッベン復帰、マンジュキッチは微妙

ユップ・ハインケスによると、モチベーションを高めているのは何もリベリー一人ではなく、アリエン・ロッベンも同じだと言う。リール戦ではロッベンのスタメン復帰が予想されている。実現すれば、ロッベンとリベリーが共にレコルトマイスターの両サイドを攻め上がる姿を、3−0で制したヴォルフスブルク戦以来、実に6週間ぶりに見られることになる。この試合の欠場が決まっているのは、ゴールゲッターのマリオ・ゴメス(リハビリ中)、ディフェンダーのホルガー・バドシュトゥーバー(肉離れ)、そして左足首の靱帯を断裂した若手のエムレ・カンの3名だ。

それに加え、マリオ・マンジュキッチの出場も疑問視されている。クロアチア代表のマンジュキッチは、カゼのため本日火曜の最終練習を中止。体調を考慮しハインケスに休養を命じられたという。マンジュキッチが出場できるかどうか、最終的には試合当日にならないとわからないそうだ。もし出場が無理となれば、トーマス・ミュラー、もしくはクラウディオ・ピサーロが代わりに出場することになるだろう。