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満足、だが…

「…勝てた試合だった」

1日(土)、ミュンヘンのアリアンツ・アレーナを後にしたFCバイエルンの面々は、実に複雑な思いを胸に抱いていた ― 満足すべきか、悔しがるべきか。というのもボルシア・ドルトムントとの頂上決戦を1-1(前半0-0)で引き分けたレコルトマイスターは、昨年度のマイスターとの勝ち点差11を維持したものの、終盤には試合を決めきるチャンスをつかみながらそれを活かせず終わったからだ。

「すばらしいサッカーチーム同士の対戦だった。最後は我々が勝ってもおかしくなかった」とウリ・ヘーネス会長は試合を振り返った。とはいえヘーネスは「とても満足して週末を過ごせる」とも語った。代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲはこの対戦を「ブンデスリーガが誇る2強」による「互角のバトル」と表現、最終的には「満足している。勝ち点差を維持できたのだから」と述べた。

一方トーマス・ミュラーは、またしてもチケット完売となった71,000人収容のアリアンツ・アレーナでの対戦の後「この試合をどう評価すべきか戸惑っている」と語った。
「満足して帰れないわけではないが、ちょっと痛い。今日は勝てた試合だった。もっと良い結果を残せず、少し悔しいよ」
ゴールキーパーのマヌエル・ノイアーはこう述べた。
「勝ち点2を取りこぼしたかもしれないが、すべて想定内だ。我々は今も首位に立っている」

勝ち点2を取り損ねたことよりも、レコルトマイスターの関係者に「ショック」(ユップ・ハインケス監督)を与えたのは、ドイツ代表ホルガー・バドシュトゥーバーの負傷であった。バドシュトゥーバーは、守備の場面で自ら膝をひねり前十字靱帯を断裂する大ケガを負った(詳しくは本サイトfcbayern.deの「バドシュトゥーバー、十字靱帯断裂」をご参照下さい)。
「(勝てなかったことよりも)選手が数ヶ月間離脱するほうがよっぽど辛い」とラームもチームメートの負傷を残念がった。

氷点下のなかキックオフを迎えたこの試合の前半は、両チーム共に動作温度になかなか達することができず、長時間にわたり決定的なミスを恐れながら、リスクを最小限に抑えたサッカーを展開した。
「中盤に関してはものすごい消耗戦となっていた。どちらの中盤も相手の良さを消そうと働いていた」とルンメニゲは駆け引きが続いた試合を分析した。

試合が面白くなってきたのは後半に入ってからのこと、両チームがより攻撃的なサッカーを展開したのがその理由だ。FCバイエルンは、トニー・クロースの個人技から先制(後半22分)したが、その直後に今度はマリオ・ゲッツェが同点弾(後半29分)を奪った。
「後半はどちらに転んでもおかしくなかった。両チーム共に勝ち点1にとどまりたくはないという気持ちが伝わってきた」とルンメニゲは、自ら「ハイレベルの試合」と評した昨夜のゲームを振り返った。

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