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インタビュー:ハインケス(後編)

「しっかりとこのままの調子でいかなければ」

ブンデスリーガでは首位を独走し、チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント進出。DFBカップでも準々決勝進出を果たしているFCバイエルン。またとない好調ぶりを発揮しているが、インタビュー後編では「しっかりとこのままの調子でいかなければいけない。」と、2年連続で無冠に終わっているだけに、ユップ・ハインケスもまったく気を緩める様子はないことをうかがわせている。

インタビュー:ユップ・ハインケス(後編)

fcbayern.de:
前半戦でその活躍にびっくりさせられた選手とは?
ハインケス:「何人か目立っていた選手はいるが、ここで特に誰かを指名するつもりはない。あまり出場機会がなかった選手も含め、チーム全体が一致団結して頑張っていた。非常に見事だったよ。」

fcbayern.de:ハビエル・マルティネスは試合ごとに良くなっていますが、その成長はどのように評価していますか?
ハインケス:「そろそろ世間の皆さんにも、なぜ私がここまでマルティネスを買っていたかを分かっていただけると思う。彼はまさに守備的MFとしてわれわれが必要としていた選手だ。素晴しい選手であり、性格もいい。すでにチームにもしっかりと馴染んでおり、おかげで守備が非常に安定してきた。来年にはチームに欠かせない選手の一人になってくれるはずだ。」

fcbayern.de:GKマヌエル・ノイアーはブンデスリーガで7失点しかしていませんが、それでもドイツで一番のGKとの呼び名にはふさわしくないとの声が上がっています。これについてはどう思われますか?
ハインケス:「マヌエルは類稀なるGKで、DFBカップのアウグスブルク戦でもその才能を披露してくれた。私にとっては常にドイツで一番の存在だったし、世界的に見ても同レベルにあるのはイケル・カシージャスぐらいだろう。」

fcbayern.de:この冬にはチームに変更はありますか?
ハインケス:「マティアス・ザマーからもすでに話が出ていると思うが、若手のミッチェル・ヴァイザーをレンタル移籍させる可能性がある。だが、それ以外には現在何も予定はない。」

fcbayern.de:少し個人的な話かと思いますが、試合中はよく立って選手に指示を出されている様子を見かけます。あの時はどのようなことを考えられていますか?
ハインケス:「正しい判断を下せるように、試合の進行状況を観察し、時間帯ごとにプレーを分析している。必ずしも常にうまくいくわけではないが、今年の前半戦ではなかなか頻繁に功を奏している。絶妙のタイミングで選手交代を行うことで勝てたアウェー戦もいくつもあったし、試合の流れを変えることに成功したこともある。最近のDFBカップのアウグスブルク戦などはその良い例だ。リベリーが退場になった後、マルティネス、マンジュキッチ、ミュラーの活躍で試合をものにすることができた。せっかく選手層が厚いのだから、それをしっかりと活かさない手はない。」