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「プレーを楽しんでるよ」

ジョーカーとして活躍するゴメス

マリオ・ゴメスはジョーカーとしての才能を開花させたようだ。土曜のアウグスブルク戦では、後半に投入されてからわずか1分46秒で得点を決め、チームの勝利に貢献。また、2週間前のハノーファー戦では、投入直後に初めてボールを持ってから26秒でゴールを決めている。そして、これは何と今シーズンのブンデスリーガ記録ともなっている。だが、ゴメスはこれまでジョーカーとしてはあまりいい成績を収めていなかった。そんなゴメスがジョーカーとして初めて頭角を現したのは、今年3月のこと。ミュンヘンに移籍して来て2年半以上経ってからのことである。

17日前には約3ヶ月ぶり(距腱間接の手術のため)に復帰を果したゴメスは、216分プレーしてブンデスリーガで2得点、チャンピオンズリーグでは2アシスト1得点と、長期間の欠場がまるで嘘のような見事なプレーを披露。平均すると43分ごとに得点に絡んでいる計算となる。ここ2シーズンで80得点という驚異的な数のゴールを量産しているゴメスだけあって、3ヶ月にわたる欠場中もそのゴールへの臭覚を失うことはなかったようだ。

アウグスブルク戦でも再びその存在感を見せつけ、リベリーとの連係プレーから63分にはしっかり仕事をこなしてみせたゴメスについて、主将のフィリップ・ラームも、「あのゴールは彼の強さを凝縮したようなものだね。ボールを強く蹴り出してしっかりと走り込み、フランクとの連係プレーから、あの見事なシュート。最高としか言いようがないよ。」と賞賛を惜しまない。

監督のユップ・ハインケスも、「(ゴメスがすぐに得点を決めているのは)偶然ではない。リハビリを非常にしっかりとこなしていたからね。彼の復帰でさらにオプションが増え、嬉しい限りだ。」と、ゴメスの完全復活を喜ぶと共に、特に驚くべきことではないと話している。

では、ゴメス本人はどう見ているかというと、「素直に嬉しいよ。僕の目標は、投入されたら得点することだからね。プレーを楽しんでるし、監督から求められればいつでもそれに応じるよ。」とリラックスした様子で話している。