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「課題をしっかりとこなした」

FCバイエルン、ダービーでの完勝を喜ぶ

試合終了のホイッスルが鳴ってから40分も経たないうちにチームバスに乗り込み、SGLアレーナを後にしたFCバイエルンの選手、監督、そしてスタッフ一同。ミュンヘンにはユニフォームなどの手荷物のほか、勝ち点3もきっちり持ち帰っている。現在17位のFCアウグスブルクを2-0(1-0)で下し、アウェー戦はこれで8試合中7勝としたFCB。さらに、アウェーでの失点もたったの1点と、こちらもブンデスリーガ記録を打ち立てている。

第16節ではまた、後続チームのドルトムント(ヴォルフスブルク相手に2-3)、シャルケ(シュトゥットガルト相手に1-3)が揃って敗戦を喫するという波乱もあっただけに、苦戦の末に手にしたこの勝利は大きな意味を持つ。代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲも、「選手たちはよくやってくれた。」と賞賛の言葉を送っている。

水曜にはチャンピオンズリーグのBATEボリソフ戦もあり、その疲れもあったのと、戦術的にもうまくFCBに照準を合わせ、一泡吹かせてやろうと意気込んで向かってきたアウグスブルクに苦しめられた選手たち。「週の真ん中にCL戦をこなし、週末にはリーグ戦というのはいつも難しいものだ。それだけに、2-0で勝つことができて非常に満足している。」とルンメニゲは話している。

試合前からアウグスブルクを甘く見ないようにと選手たちに注意を促していた監督のユップ・ハインケスだが、試合後はその予想が的中したとコメント。「実際にかなりてこずった試合だった。前半のプレーを見る限り、(アウグスブルクが簡単な相手だという)報道内容はまったくのでたらめであることがわかる。アウグスブルクは明らかに実際よりも過小評価されていた。」と、前評判とは異なる難しい試合になったと話している。実際、アウグスブルクは序盤には何度か好機も作り出していた。

さらに、ハインケスは、「攻撃面においてはそこそこ満足しているが、攻撃から守備への切り替えだけはうまくいっていなかった。」と苦戦の理由を分析している。また、主将のフィリップ・ラームは試合後、「序盤にアウグスブルクに試合の主導権を明け渡すつもりはなかったんだ。最初から全力で攻めていくつもりだったし、試合をコントロールするつもりでいた。」とコメントし、「ハードな戦いを強いられたよ。いつもみたいないいプレーができなかったし、特に守備への切り替えが悪かったね。」と監督と同様の見解のようだ。

しかし、それでもFCBは時間とともに試合を優勢に運べるようになり、何度もチャンスを作り出すとともに、39分にはトーマス・ミュラーがPKを冷静に静めて先制。後半に入ってからは、投入されたばかり(交代から106秒後)のマリオ・ゴメス(62分)が追加点を叩き込んで2-0と試合を決定付けている。

9日後には再びアウグスブルクへ