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好発進

ハインケス、「猛烈な意欲」と「楽しみ」

14日間の休養を終え、ユップ・ハインケス監督は心身共にリフレッシュできたようだ。FCバイエルンの総監督とその選手たちは、2日(水)よりドーハキャンプのまっただ中、向上心に燃えている。
「大きな喜びと楽しさを感じながら仕事に臨んでいる。みなモチベーションは最大だ」と67歳のハインケスは3日(木)ドーハに同行したおよそ40人の記者を前にこう語った。
「みな今年は必ずマイスターになるという猛烈な意欲を持っている」

カタールの砂漠に照りつける灼熱の太陽の下、汗だくになりながら朝練を注意深く観察したマティアス・ザマーの最初の評価も上々だ。スポーツディレクターのザマーは、トレーニングから「激しさとストイックさ」を感じ取ることができたとFCBニュースに語った。さらに彼は今一度こう要求した。
「余裕を持って(勝ち点差の)現状維持を目指すのではなく、積極的に仕掛けていかなくてはならない」

そのためバイエルンの今週のスケジュールは、毎日のフィールドでの2部練に加え、7:45時開始の体力トレーニングを2度追加した厳しいものとなっている。これもハインケスが語るところの「ずば抜けた前季の成績に左右されたりしない」というモットーの表れだと言えよう。ハインケスに言わせれば、いかにFCバイエルンが前季に見せたサッカーが「特別」なものであろうが、後季にはまったく関係ないのだ。

前所属クラブのシャルケ04との対戦をとても楽しみにしているゴールキーパーのマヌエル・ノイアーは、FCB.tvで前季をこう振り返った。
「前季を戦い、真のチームスピリットが生まれた」
全ての大会で優位に立つことができたのも、このチームスピリットがあってのことだと彼は言う。
「今後も全員が一丸となって戦っていく。みなやる気満々だ」

練習を見ればそれは確かに一目瞭然。選手たちは全員が自らのポジションを確保するため汗だくになりながら決死のスライディングをかましてはファイトを見せている。その姿はまさに真剣そのものだ。
「みな居心地が良いようだ」とハインケスは語った。練習場がホテルから徒歩一分の所に位置していることも非常に大きいと彼は言う。選手たちは「全労力と集中力」をトレーニングに向けることができているのだ。

ダンテ、ルイス・グスタヴォ、ラフィーニャのブラジル人トリオも本日木曜からプレシーズンを開始。負傷組のアリエン・ロッベン、ルイス・グスタヴォ、エムレ・カンの3者は復帰、全メニューをこなせるまでに回復している。今回のカタールキャンプ最大の目標はプレス、攻守の切り替え、ポジションの変動を自動化し、幾つかの攻撃パターンを再確認することだとハインケスは明かした。

そのためにも新たなケガ人がでないことを願うだけだ。現時点では幸い問題を抱えている選手はいない。今後もタイトルへの「ハングリー精神」を維持することさえできれば「歩む道は正しい」とザマーは語る。