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完全復活

ロッベン、熱く燃えるも、慎重さは失わず

トレーニング終了後もアリエン・ロッベンはその筋肉質な体を黙々と鍛えていた、腕立て伏せを延々と続けて。ロッベンは今まさに燃えている。オランダ人の彼は、前季ケガに悩まされ続け公式戦10試合の出場にとどまったが、どうやら遂にケガを完全に克服したようだ。
「調子は良い」と、3日(木)本サイトfcbayern.deのインタビューに応えて語ったロッベンはこう述べた。
「私にとってはあまり良い前季ではなかったが、やっとまた完全にチームに戻ることができた」

28歳ロッベンは、これまでのカタールキャンプですばらしい印象を残している。得意なドリブルの切れ味はブランクを全く感じさせないほどだ。痛みはすっかり消えてなくなったと話すロッベンだが、高速サイドアタッカーの彼は同じ過ちを繰り返したくはないとこうも語った。
「前季もある日突然トラブルが生じた。だからものすごく慎重になっている」

今季のスタートに関しては、本人が驚くくらい順調だった。
「スタート自体は非常に良かった。トレンティーノでのプレシーズンもすばらしかった」とロッベンは振り返る。4試合連続でずば抜けたパフォーマンスを見せたロッベンだったが、その後は苦しい時期が続いた。背中から走る痛みは「本当に大変だった」と本人は語る。

ロッベンはオフをドバイで過ごし、再び勇気と自信を取り戻したようだ。
「後季開幕まではまだ2週間半もある。練習で良いパフォーマンスを見せれば、テストマッチで何分か出場できるかもしれない」
しかし、まずは練習での高い負荷に「慣れる」ことが最優先となる。
「僕は2部練を含む全メニューをこなしている。また一から慣れていかないと」と本人は語った。

ロッベンの状況はユップ・ハインケス監督も百も承知。
「彼の動きをしっかりと監視し、なんとしてでもオーバートレーニングは避けなくてはならない」
そう語った監督もロッベンの復帰を「喜んでいる」と話している。また、ルイス・グスタヴォ、エムレ・カンの両者もケガから復帰を果たし、ドーハではチーム練習に合流している。
「当然ながら取り返さなくてはならない点がまだ幾つかあるものの、第一印象は非常に良い」とハインケスは評価している。

この三者に後季出場機会が与えられるのは間違いなさそうだ。というのもハインケスは今後も層の厚さをフル活用し、全ての選手を臨機応変に起用する方針を明らかにしているからだ。
「シーズン終盤になってもパワーと、スタミナ等、余力を残して戦えるよう選手の出場時間を振り分けるつもりだ」
ロッベンも出場に燃えているに違いない。だがその一方で彼はこうも語っている。
「僕の2013年の最大の願いは健康でいられること」