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これで追い風が吹く

FCB、2-0で「きっちり勝利」

FCバイエルンは2013年を白星スタートで飾り、ブンデスリーガ首位の座を固めた。SpVggグロイター・フュルトとの後季開幕戦を2-0(前半1-0)で制したドイツのレコルトマイスターは、これによりブンデスリーガでの連続無敗記録を9に伸ばし、シーズン後半戦に向け幸先の良いスタートを切った。

「試合に勝利し、相手をまたしても無失点に抑えられたことには満足している」とバイエルンのユップ・ハインケス監督は、またしてもチケット完売の超満員となったミュンヘンのアリアンツ・アレーナでの開幕戦を終え述べた。だが68歳の《フスバルレーラー》(「サッカー教師」を意味するドイツサッカー協会公認最高指導者に与えられる称号)は、冬休み後初となった公式戦についてこうも語っている。
「普段の輝きはなかった。いつも程スムーズにプレーできず、ぎこちない部分もあった」

来季より新監督としてペップ・グアルディオラを迎えるという発表一連の大騒動から3日後、FCBのプロ選手たちはキャプテンのフィリップ・ラームの言葉を借りると「勝たなくてはいけない試合」にきっちり勝利し、大衆の目を通常の出来事に引き戻すことに成功したわけだ。選手やその他のクラブ関係者は、試合後も普段通りの生活リズムを取り戻すことがいかに大切か語気を強めて強調した。
「監督問題もクリアーになったわけだし、この話題には蓋をしてもっと重要ことに集中すべき」とトーマス・ミュラーは述べた。

31日間の中断期間を経て、FCBのサッカーは完璧に元通りとまではいかなかった。特に連繋面での課題が浮かび上がった。完全に引いて守備に徹したフランケン地方のチームをなかなか崩せずにいたからだ。試合後にミュンヘンでの「勝ち点3ははなから計算に入れていなかった」とフュルトのアルトゥア・ゾービヒは明かしたが、「スペースをうまく消された。あれだけの人数でゴール前を固められると簡単には崩せない」と語ったバスティアン・シュヴァインシュタイガーのコメントからは、フュルトの健闘ぶりが窺える。

バイエルンは、77%のボールポゼッション、シュート数22対5、コーナーキック数17対0のデータが物語るように相手を完膚なきまでに支配していたが、前半の動きは鈍かった上に、特に試合最後の30分間は精度と突破力を欠いていた。しかしそれにもかかわらず、バイエルンは何度か見せたスピーディーな展開の都度、相手ゴールに迫ってはいた。前半24分に決まったマリオ・マンジュキッチの先制点も、ハヴィ・マルティネスからトーマス・ミュラーへと繋いだ早いコンビネーションプレーから生まれていた。

「スペースを与えてもらえず、動きもあまり良くはなかった。だがあまり良いプレーができなかったのにもかかわらず、前半だけで3度のビッグチャンスを生み出した。もっと得点に繋げなくてはダメだ」とハインケスは試合後決定力不足を批判した。後半に入ると、FCBのサッカーは「大分良く」なったとフランク・リベリーは分析した。後半16分にはマンジュキッチがコーナーキックからこの日2ゴール目を奪い試合を決定づけた。

これで追い風が吹く