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「毎日あることじゃない」

アラバ、新たな才能

ダビド・アラバがいい選手だというのはバイエルンファンなら誰もが認めるところだったが、土曜日にアラバは2つの新らしいクオリティを見せてくれた。一つ目はダンスの才能。得点後フランク・リベリーとともに喜びのダンスを披露してくれた。2つ目は決定力。自身のブンデスリーガでのキャリアで初めて1試合2ゴールをマークした。

「もちろんなんとも素敵なものだよ。こんな体験は僕にとって毎日起こることじゃないから。嬉しいよ。」とアラバは試合翌日fcbayern.deに語ってくれた。19分にPKを決めてチームを勢いづけ、後半開始直後の51分にはこの日チーム3点目、自身2点目となるゴールをペナルティマークあたりから落ち着いて決めた。

しかしなぜ左サイドバックであるアラバがペナルティエリア内にいたのか。「それは僕にもわからないよ。」とアラバはウィーンなまりのドイツ語で答えながらニヤリとした。アラバの正しい状況判断が試合をほぼ決定付けるゴールを産んだといえる。「今日の勝利は大きい。ビックポイントだね。チームとしてすごくいいプレーが出来た。」とアラバは振り返った。

油断をするつもりは毛頭ない。「これからもこの調子を続けなければならないし、やらなければならないことに集中していかないと。そうすればチームはきっとうまくいく。」とアラバは気を引き締めた。うまくいくのはアラバ自身にとってもそうだろう。序盤怪我で出遅れながらここまで14試合に出場し、すでに昨シーズンのスコアポイント(アシスト・ゴールの合計)の4を超える5を挙げている。

「もっと上手くなる」

それでもアラバは謙虚さを忘れずに「僕はいつでも自分のベストを出そうとやっているんだ。それにまだまだ良くしなきゃいけないところがたくさんあることはわかっている。」と話していた。しかし今はもちろん1試合2得点という特別な結果の余韻を味わっている。とくに土曜日の試合にはアラバの両親と仲のいい友人も観戦に訪れていただけに、「これ以上のことはなかっただろうね。」とその喜びは格別なものだっただろう。