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ブレーメン戦に照準を合わせる

FCバイエルン、「周囲を気にせず突っ走る」のみ

後半22分、スコアーは0-5、それもホームのアリアンツ・アレーナで。この何とも信じ難い状況は、わずか4年前にFCバイエルンが実際に経験した紛れも無い真実である。オクトーバーフェストが始まる直前に起きた、ミュンヘンの悪夢となった試合の対戦相手が、次節の対戦相手のヴェルダー・ブレーメンだ(最終スコアーは2-5)。 10年以上も前の出来事のようにも思えるこの当時の大敗を乗り越えたバイエルンは、現在は連勝街道まっしぐら。今シーズンではブンデスリーガで喫した失点は約2,000分間でわずかに7と、まさに波に乗っている。それだけに23日(土)のブレーメン戦(現地時間15:30よりライブティッカーおよびFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)では、ホームで連勝記録をさらに伸ばして行きたいところだ。

「周囲を気にせず突っ走るのみ。手を抜かず、後ろを振り返らず、脇目を振らずにただひたすら前を見ろ。全集中力と大きな決意を胸に秘め」とカール=ハインツ・ルンメニゲは、94回目となる南北ダービーを前に要求する。目標はただ一つ、ホームサポーターの目の前で勝ち点3を獲得し、2位ドルトムント(勝ち点差15)、3位レーヴァークーゼン(勝ち点差16)に対する「すばらしい」リードを最低でも「維持」することだとルンメニゲは語る。
「我々ならできると確信している」

公式戦19試合連続無敗中のバイエルン対、現在リーグ11位のブレーメンとなると、ペーパー上では結果は目に見えているが、ユップ・ハインケス監督は本日金曜、ブレーメンを甘く見てはいけないとこう呼びかけた。
「彼らはクリエイティブなサッカーをとても得意とし、良く走り回るチームだ」
それだけに自分のチームは「注意する必要がある」とハインケスは語り、ブレーメンをさらにこう称賛した。
「ブレーメンのサッカーは、ものすごいポテンシャルを秘めている。このリーグには(勝ち点の)プレゼントをくれる相手などどこにもいないことは言うまでもない」

だが明日土曜の試合に限り、ハインケスは試合前に実はプレゼントとして花束を受け取ることになる。というのも67歳のハインケスは、ブレーメン戦がブンデスリーガで選手・監督として記念すべき通算1,000試合目となるからだ。
「信じられない数字だ」とフスバルレーラー(「サッカー教師」を意味するドイツサッカー協会最高指導者の称号)のハインケス本人も、この大記録を誇りに思っているという。その一方で彼は「あまり考えているひまはない。今後数週間は次から次へと試合が続くからね」と述べ、この時期の重要性は百も承知のようだ。

3日前にはチャンピオンズリーグの対アーセナル・ロンドン戦でずば抜けたパフォーマンスを見せたチームも「ブンデスリーガにスイッチを入れ替えなければ」ならないと、ハインケスは言う。27日(水)に行なわれるDFBポカール(ドイツカップ)準々決勝の対ドルトムント戦はまだ遥か先の話で、「今はブレーメン戦ただ一戦に照準を合わせる」そうだ。そんな中、ホームのブレーメン戦でFCBが一体どのようなスターティングメンバーで臨むのか、名将ハインケスの選手起用に注目が集まる。

リブ&ロブ先発、ボアテング出場可能

ホルガー・バドシュトゥーバー(前十字靱帯断裂)を除けば、ハインケスは全ての選手を起用することができるだけに、「チームが疲れて調子を落とさないために」も、幾つかのポジションをローテーションさせる可能性は高い。どの選手に休養を命ずるかは、最終練習後に選手たちと直接話し合って決断するとハインケスは明かした。最近コンディションを落としていたジェローム・ボアテング、ラフィーニャ(共にカゼ)、ハヴィ・マルティネス(足の指の打撲)は、3名とも出場可能だ。