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「重労働だった」

FCB、対アーセナル戦を前に自信をつける

FCバイエルンは試合が終わるとすぐに支度を済ませ、すでに45分後にはすでにチームバスでヴォルフスブルクのフォルクスワーゲン・アレーナを後にした。選手、コーチングスタッフ、クラブ責任者を乗せたバスはブラウンシュヴァイク=ヴォルフスブルク空港に移動、 チームは勝ち点3を手土産に深夜すぎの飛行機でミュンヘンに向け飛び立った。FCバイエルンはまたしても堂々たるパフォーマンスを披露し、ヴォルフスブルク戦を2-0(前半1-0)で制したのであった。

「こういった難しい試合にも勝つことが大切だ。今日は我々が絶好調であり、素晴しいチームであることと、相手が張り合ってきても対処できるということを証明できた」と冬休み後はいまだ無失点で開幕5連勝を飾ったバイエルンのユップ・ハインケス監督は述べた。FCBは勝ち点を57に伸ばし、今夜試合を残している2位のボルシア・ドルトムントとの勝ち点差を一時的に18に広げた。

30,000人の観客が見守る中、ミュンヘンは予想通り「難しい対戦相手」(FCB主将フィリップ・ラーム)を前に苦戦を強いられた。アグレッシブなプレーで高い位置からミュンヘンにプレスをかけたヴォルフスブルクとの一戦では「多くの対人プレー」が繰り広げられ、まさに「難しいアウェイゲーム」となっていたとバスティアン・シュヴァインシュタイガーは分析した。FCバイエルンにとってはここ最近の数試合同様、辛抱強さが問われる試合となった。

「今日の対戦相手は今シーズンでのベストマッチを披露した」とハインケスは《ヴェルフェ》(「オオカミたち」を意味するヴォルフスブルクの愛称)を称賛した。ヴォルフスブルクは新監督のディーター・ヘッキングの下で最近めっきりと力を付けており、この日もバイエルンを相手に大健闘を見せた。バイエルンはボール支配率(59%)でこそ上回っていたものの、シュート数(7対8)、コーナーキック数(2対3)、総クロス数(16対19)と他のデータではホームのヴォルフスブルクが勝っていたのがその動かぬ証拠である。

スポーツディレクターのマティアス・ザマーは「かなりハイペースの試合」と振り返った。プレーそのものに「美しい輝きはなかった」ものの、ヴォルフスブルクの運動量とガッツに「非常に良く対抗した」とザマーは言う。そしてバイエルンの先制点はセットプレーから生まれた。前半36分、マンジュキッチが古巣を相手に見応えのあるオーバーヘッドシュートを決めたのである。

「前線にはいつでもゴールを決められるタレントが揃っている」と語ったシュヴァインシュタイガーは、この日負傷欠場となったハヴィ・マルティネスに代わり先発に名を連ねたルイス・グスタヴォとダブルボランチを組んだ。2人の活躍もあり、ヴォルフスブルクはディエゴの直接フリーキック一本を除けば、マヌエル・ノイアーが守るゴールへの枠内シュートはゼロ。最後には途中出場のアリエン・ロッベン(45+2分)が今季初ゴールを叩き込み、バイエルンは今季通算18勝目となるアウェイでの10勝目を飾った。