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全試合フル出場の主力選手

ダンテ、万能の存在

最近ようやくドイツにも訪れた春に顔があるとしたら、それはおそらくダンテ・ボンフィム・コスタ・サントスのものかもしれない。朗らかでリラックスしていて、いつも微笑みを絶やさないダンテはヨーロッパの冬に感じる倦怠感に対する最良の薬といえる。

ダンテの存在はもちろん相手の攻撃への最高の対抗策でもある。ここまでFCバイエルンは今シーズン24試合でわずかに8失点。無失点試合は17にも及ぶ。アウェー戦だけ見るとこれまでの11試合でわずかに1失点。現在アウェー戦連続無失点記録は603分で、これは50年間のブンデスリーガの歴史で最高のものだ。これらの輝かしい成績にダンテは大きく貢献している。

ダンテはFCバイエルンの選手の中で唯一ここまでのブンデスリーガ24試合すべてに先発フル出場している(2160分間)。ほかのポジションはハインケス監督のローテーションの太陽になっているがダンテは固定して起用されている。ダンテは「すごい誇りに思うよ。監督とチーム全体の信頼をうれしく思っている」と話していた。

ただのハードマーカーではない

「彼はすばらしい成長を遂げた。今シーズンここまでこれだけ少ない失点ですんでいるのは彼のおかげだ」と監督のハインケスは賛辞をおくる。1対1の競り合いの勝率は67%で、これはバイエルン選手の中で最高の数字。そして彼が優れているのはそれだけではない。パス総数はバスティアン・シュバインシュタイガーの1610回に次ぐ2位の1606回(パス成功率は91%!)、ボールコンタクト総数でもフィリップ・ラームの2067回、シュバインシュタイガーの1887回に次ぐ3位の1816回。