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カザフスタンで3-0

ドイツ代表、シュヴァインシュタイガー、ミュラーがゴール

ドイツ代表は、2014年ワールドカップブラジル大会の本戦出場に向け尚もまっしぐら。本日金曜夜、ヨアヒム・レーヴ監督率いるドイツは、カザフスタンで3-0(前半2-0)と快勝した。これで欧州予選グループCの首位を走るドイツは、5試合を終え勝ち点を13に伸ばし、ホームサポーターの目の前でアイルランド(勝ち点7)相手にスコアレスドローに終わった2位のスウェーデン(勝ち点8)との勝ち点差をさらに広げることに成功した。

ドイツは、約25,000人の観客が集まったアスタナでの一戦で、バスティアン・シュヴァインシュタイガー(前半20分)、マリオ・ゲッツェ(前半22分)と早い時間帯に2得点を奪い、勝利への布石を打った。ドイツ代表のスターティングイレブンに、バイエルンからはマヌエル・ノイアーフィリップ・ラームバスティアン・シュヴァインシュタイガートーマス・ミュラーの4名の選手が名を連ねた。後半は、トーマス・ミュラーがだめ押しの3点目(後半29分)を奪い試合を決定づけた。

試合直前に太ももを傷めたマリオ・ゴメスは、この日の出場を見送ったが、26日(火)夜、ニュルンベルクで行なわれるホーム戦には間に合う模様。一方、警告を受けたシュヴァインシュタイガーは、イエローカードの累積でホームゲームは出場停止となる。この試合、ジェローム・ボアテングには出場機会が訪れなかった。

「今夜の収穫は勝ち点3のみ。前半はわりと良いサッカーができたけど、後半は気が緩みだらけたシーンもあり、話し合う必要がある。だがそれ以外では、ここでのことはよしとして、満足して帰ることができそうだ」とミュラーは、ワールドランキング139位のカザフスタンとの対戦を振り返った。

ドイツ代表は、慣れない人工芝で引いて守るカザフスタンに対して、ゼロトップで挑んだ。現地時間の深夜0時にキックオフを迎えた首都アスタナで、まさに 《夜勤》のサッカーゲームが求められたわけだが、選手たちには実に見事に仕事を全うしてみせた。ドイツは、アストナドームで高いパス成功率とボールコントロールを活かし、90分間を通して相手を支配し続け、司令塔のシュヴァインシュタイガーを中心に攻撃を組み立てた。

それだけに前半20分に彼が決めたゴールは、試合の流れからも妥当な得点であったと言える。ケディラとメスト・エジルの連携から先制点を奪ったシュヴァインシュタイガーにとっては、これが代表チームでは2011年10月以来のゴールとなった。しかしスローモーションで確認すると、シュヴァインシュタイガーのシュートはFCBのチームメートであるトーマス・ミュラーに当たってコースが変わっていたことが判明。本人は試合後に笑みを浮かべてこうコメントした。
「トーマスが触ってくれたおかげで入った。彼は本当にいつもボールが来る所に立っている」

シュヴァインシュタイガーの先制点からゲッツェが追加点を奪うまでに要した時間はわずかに2分。ドイツはこの追加点により早くも試合の趨勢を決定づけた。
「前半で試合は決まった。後半はスピードを落とし、きちんとプレーしていない場面もあったが、勝つべくして勝ったと思っている」とレーヴ代表監督は満足げに語った。

後半は一瞬ドイツの集中力が途切れる時間帯もあったが、ノイアーが守るゴールに危険なシュートが飛んで来たのは2度のみだった。後半24分、途中出場のウラン・コニスバイェフの20メートル級のミドルシュートの場面ではクロスバーに救われたが、その後のブンデスリーガのフュルトでプレーするハインリヒ・シュミットガルの角度の無いところからのシュートを、FCBの守護神はがっちりキャッチしてみせた。

その後気を引き締め直したドイツは、再びカザフスタンゴールに攻め上がったが、途中出場のルーカス・ポドルスキー(後半15分)とゲッツェ(後半21分)はいずれもチャンスを活かせずに終わる。ドイツは試合終了15分前になり3度目のビッグチャンスを作ると、今度はミュラーがしっかりと決め、3-0とカザフスタンの息の根を止めた。