presented by
Menu
待望の初ゴール

ボアテング、初ゴールは「めちゃくちゃ嬉しい」

待ちに待ったゴールが遂に誕生! ジェローム・ボアテングは、ヘルタBSC(10試合)、ハンブルガーSV(75試合)、FCバイエルン(44試合)で、2007年のブンデスリーガデビュー以来通算129試合に出場してきたが、これまでドイツ最高峰の舞台では無得点に終わっていた。レコルトマイスターのセンターバックを務めるボアテングは、ブンデスリーガの全現役選手中、無得点選手として最多出場試合数を誇るという、何とも喜ばしくない記録を更新中だった。だがそんな忌々しい記録にボアテングは、自身の通算130試合目にして遂に終止符を打った ― 価値のある、大きな一点だ。

というのもボアテングの待ちに待った初ゴールは、非常に重要なゴールとなったからだ。後半41分、ボアテングがゴール手前5メートルからゴールネットに突き刺した弾丸ヘッドが決勝点となり、ドイツのレコルトマイスターは、フォルトゥーナ・デュッセルドルフとのホーム戦を接戦の末3-2で制したのだ。これで後季開幕8連勝を飾ったFCBは、マイスターに向け全速前進中。

それだけに24歳のボアテングは、自身のリーグ戦初ゴール、そしてバイエルンでの初ゴールに喜びを爆発させた。
「やっと入った」と試合後に述べたボアテングにとっては、これ以上ないタイミングのゴールだったとも言える。というのもデュッセルドルフ戦が行なわれた9日(土)は彼の父の、試合前日の8日は双子の娘、ソレイとラミアの誕生日であったからである。
「当然ながらめちゃくちゃ嬉しいよ。完璧だ」と喜ぶ本人は、「このゴールは彼らに捧げる」と語った。

バイエルンのユップ・ハインケス監督は、ボアテングは「ここ数週間練習でもすばらしいプレーを見せていた」とディフェンダーの活躍を喜んだ。ボアテングは、特にセットプレーを「入念に練習し」、日々「上達」しているという。FCBの指揮官は、今回の得点は彼の「努力の結晶」だとも語った。

ハインケス、ディナーをご馳走するはめに

「コーチングスタッフに感謝している。彼らには沢山鍛えられ、支えてもらった」と決勝点を決めたボアテングは、スタッフへのお礼も忘れない。今回の得点は「そろそろ入る気がしていた。(セットプレーは)練習で何度も特訓した。今日やっと報われた」と述べたボアテングは、今の心境を「最高に気持ちいい」と表現した。

対デュッセルドルフ戦でのボアテングのゴールがチームにもたらしたのは、何も勝ち点3だけではない。というのもハインケスは「確かいつの日か、お前(ボアテング)が決めたらチームを(ディナーに)招待してやる」と約束してしまったことがあると明かした。
「これでチームにご馳走してやらねばならなくなった」と語ったハインケスだが、ボアテングのゴールが大事な決勝点となっただけに、喜んで約束を果たすに違いない。