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インタビュー:ファン・ボメル

「これほどの質があれば成し遂げられるだろう」

マルク・ファン・ボメルは4年間にFCバイエルンのユニフォームに袖を通して以来、2度の《ダブル》(マイスター、カップ戦の2冠)達成した上に、キャプテンも任されていた強者だ。2011年1月にACミランに移籍するなり《スクデット》(セリエA優勝楯)を獲得したファン・ボメルは、バイエルンに来る前には故郷のオランダでもPSVアイントホーヴェンの一員として国内制覇を達成し、またスペインでもFCバルセロナを優勝に導いている。

35歳のファン・ボメルは、昨年の夏に再びアイントホーヴェンに戻り、また一つ新たなタイトルを射程圏内に捉えている。本サイトfcbayern.de では、チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグの対ユヴェントス・トリノ戦を明日に控え、イタリアサッカーを知り尽くすファン・ボメルにFCBのベスト4進出の可能性について話を聞いた。

インタビュー:マルク・ファン・ボメル

fcbayern.de:「久しぶりだね、マルク。その後は元気にしているかい?」
Mark van Bommel:「ああ、とても元気だよ、ありがとう。家族と共にマーストリヒトの近郊で一緒に暮らしているけれど、いつも何かとあわただしくしているね。子供たちはいろんなスポーツをしており、私自身もアイントホーヴェンでプレーしているだけに、移動が多くて毎日があっという間に過ぎている」

fcbayern.de:「昨年夏、ACミランでの1年半にわたる選手生活を終え、再びPSVに移籍したけど、エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)はどうだい?」
Mark van Bommel:「あと5試合を残し、アヤックスを勝ち点差3で追う2位につけている。得失点差では我々が遥かに上。来週末にはホームでの直接対決も残している。だがフィテッセ・アーネムとフェイエノールトの存在も忘れてはならない。フィテッセは我々と勝ち点差で並び、フェイエノールトは1点少ない4位。こっちはブンデスリーガと違ってまだまだ緊迫した状況が続いているよ…(笑)」

fcbayern.de:「たしかにね。ブンデスリーガでは先週末FCバイエルンが歴代最速でマイスターに輝いたからね。FCBの行方は今でも追っている?」
Mark van Bommel:「もちろんさ。バイエルンが今年マイスターになることは私に言わせてみればはなから分りきっていたこと。土曜日に優勝が決まったことにも、それほど驚いてはいない」

fcbayern.de:「マイスターが決まってからミュンヘンに連絡はした?」
Mark van Bommel:「いや、まだしていない。普段はトレーナー、フィジカルコーチ、それから選手数名と定期的に連絡を取り合っているのだけど、マイスターの祝福はまだしていないな。近々連絡しなくては」

fcbayern.de:「水曜日にはチャンピオンズリーグの対ユヴェントス戦がアウェイのトリノで行なわれるけど、ファーストレグでの2-0の貯金をもってしても敗退の恐れはあると思う?」
Mark van Bommel:「そうならないことを願っているよ。残念ながらバイエルンは2-0でしか勝てなかった。もう1、2点奪っていれば決まっていただろうが、この結果では何が起こるか分らない。だが今季のバイエルンを見た限りでは、順当に準決勝に駒を進めて来るはずだ。もっともあそこでプレーするのは容易ではないけどね」

fcbayern.de:「それはどういう意味だい?」
Mark van Bommel:「ユヴェントスは、ミュンヘンでは真の力を出し切れていなかった。普段は心強いサポーターをバックに素晴しいスタジアムでどんどん圧力をかけてくる。観客席がフィールドに近く、きっとすごい雰囲気に包まれるはずだ。もっともFCバイエルンの選手たちがそれに腰を抜かしたり、緊張するとは考え難いけどね。彼らはとても安定したプレーを発揮している上に経験豊富だし、ベンチも強者揃いだ。何か変化をもたらしたい時や、選手に疲れが生じた時には、同レベルの選手を投入できる」