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ノイアー VS ブッフォン

守護神対決

FCバイエルン対ユヴェントス・トリノの一戦では、マヌエル・ノイアー対ジャンルイージ・ブッフォンの守護神対決にも注目が集まる。ドイツとイタリアのゴールを守る両雄の対決は、まさに守護神No.1決定戦と言っても過言では無い。10日(水)夜、トリノではこの一週間で2度目の世界最高峰のゴールキーパー対決が見られるわけだ。

ユヴェントス・スタジアム内での両者の距離は、90分間もしくは120分間の試合を通して、約100メートルと縮まることはないが、2人のパフォーマンスの隔たりをみると、両者に差は無いに等しく、まさに肩を並べている状況だ。
「ユヴェントスの安定した守備力と、無失点で切り抜けることが多い理由は、まぎれもなくブッフォンにある」とノイアーは本日火曜に述べた。一方ブッフォンも先日「とても良い、すばらしいゴールキーパーだ」とノイアーを称賛している。彼によればノイアーには新たな「時代を築くだけの能力がある」そうだ。

自身のキャリアでタイトルというタイトルを片っ端から獲得してきた伝説の男にそこまで言わせるのだから、ノイアーも大したものだ。だがそんなブッフォンもいまだ手にしたことのないタイトルが一つだけある。チャンピオンズリーグの優勝カップだ。
「その目標が私を鞭打つ」と35歳のブッフォンは語る。今季のブッフォンは輝かしいプレーで、まだまだ第一線で戦えることを証明し続けている。ジジ(ブッフォンの愛称)は、リーグ戦では28試合で無失点と大活躍を見せている上に、チャンピオンズリーグでもバイエルンとのファーストレグを戦うまでは、わずかに4失点しか喫していなかった。

ノイアー、ブッフォンを擁護

「私は、トップレベルの選手で構成されるディフェンスの一角に過ぎない」とブッフォンは最近コメントを残している。しかし彼が言うディフェンスは、先週アリアンツ・アレーナで行なわれたファーストレグではことごとく崩されていた。これにはユヴェントスの守護神も試合後「おそらくチャンピオンズリーグ史上最低の試合」をしてしまったと認めざるを得なかった。だがノイアーは本日火曜、ユヴェントスのゴールキーパーをこう擁護した。
「ブッフォンはあの試合でもずば抜けたセービングを見せていた」

バイエルンの正ゴールキーパーは、具体的に2つの場面を指摘した。前半、ブッフォンはアリエン・ロッベンのシュートをファインセーブし、2点目を阻止。さらに試合終了間際には、トーマス・ミュラーのシュートを阻み、ユーヴェを3-0の敗北から救った。あのミュラーのシュートを阻止できる「キーパーはなかなかいない」とノイアーは説明した。またノイアーによると「失点についても難しいシュートだった。キーパーにとっては嫌らしいボール」であったそうだ。

失点の少なさはピカイチ

だがノイアーの言葉によりブッフォンが慰められることはない。というのもブッフォン率いるユヴェントスは、ファーストレグでは完全に主導権を握られていたからだ。ブッフォンはFCBの「ずば抜けた勝負心」に圧倒されたとこう述べた。
「もっと圧をかけられると思っていた」
また、失点はゴールキーパーミスであると非難されたブッフォンにとっては、試合後もキツい日々が続いていた。
「ブッフォンでいるのも楽じゃない。ミスると一週間は騒がれる」

ノイアーも最近は似たような苦痛を経験している。ドイツ代表として臨んだニュルンベルクでのワールドカップ予選のカザフスタン戦、ノイアーはボールを奪われ、失点を招いてしまい、世間から大きな批判を浴びせられた。だがそういう時こそ嘘をつかないデータに注目すべきだ。ノイアーは、ブンデスリーガの今季27試合中17試合を無失点に抑えるという快挙を成し遂げているのだから。明日水曜の夜の対戦が楽しみだ。