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レコード(Record)、リズム(Rhythm)、ローテーション(Rotation)

成功の鍵を握る三つの「R」

ノーミスのシュヴァインシュタイガー、誰にも止められなかったロッベン、鉄壁のノイアー。バルセロナ戦で大活躍したこの3名は、コメントを残す事無くアリアンツ・アレーナのミックスゾーンを足早に通り過ぎていった。彼らはすでに全神経を1日(水)に行なわれるチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグのFCバルセロナ戦に向け研ぎ澄ましていたに違いない。もっともFCBは、この三者抜きで、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグの対バルセロナ戦の陰に隠れがちであったフライブルク戦を1-0でしっかりとものにし、勝ち点をブンデスリーガ新記録である84に伸ばしてみせた。

「私は一日中この新しい勝ち点記録を打ち立てることに燃えていた。とても嬉しい」とマティアス・ザマーは、バルセロナ戦を4日後に控え満足げに述べた。2011年夏に再びミュンヘン戻って来たユップ・ハインケス監督にとっては、今回のフライブルク戦が記念すべきリーグ戦通算50勝目となった。
「新たな勝ち点記録にかける思いは強かった。それを目標にして(この試合に)臨んだ」

さらにハインケスは、キックオフの時点でもう一つの新記録を打ち立てていた。それはバルセロナ戦から先発メンバーを10名入れ替えるという、公式戦でのクラブ史上最多のローテーション記録である。
「今年はこういうことができる豪華なメンバーに恵まれた」とFCBの総監督はチーム層の厚さを喜んだ。
「この時期になると、リカバリーにいつもより時間がかかるからね」

「重労働で掴んだ、光あり、陰ありの勝利」

フィールドに送り出された選手たちは、監督の期待に見事に応えてみせた。
一週間前のハノーファー戦「ほどには輝かしい」サッカーではなかったとはいえ、「チームは良い仕事をした」とハインケスは評価した。ほぼ総替えのチームで、フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督が「今までやったことのないような守備的なフォーメーション」をとったというフライブルクを相手にしたのだから、無理もない。ザマーはこう総括した。
「重労働で掴んだ、光あり、陰ありの勝利だった」

バイエルンは、前半35分のエムレ・カンのブンデスリーガ初ゴールが決勝点となり、「勝つべくして」(ハインケス)勝利した。このゴールは、実際にはシェルダン・シャキリのゴールであると言うべきだろうか? というのもシャキリのフリーキックは、19歳のカンに触れていなくても、間違いなくゴールネットに吸い込まれていたからだ。
「僕はどちらでも良いよ。ボールが入って良かった」とシャキリは述べた。ハインケスは、どちらも得点者であるとうまくまとめた。
「シャキリとカンの両方だ! 後は2人で話し合って決めれば良い」