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「今現在のベストイレブン」

規律正しく「イエローの危機」を回避せよ

ここ数日FCバイエルンでは《イエロー》が最大の懸念となっている。ゼーベナー・シュトラーセで選手たちを苦しめている黄色い花粉の話ではない。そう、イエローカードのことだ。5月1日(水)のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ、アウェイでの対FCバルセロナ戦では、フィリップ・ラーム、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ハヴィ・マルティネス、ダンテ、ルイス・グスタヴォ、マリオ・ゴメスと6名のバイエルンが累積出場停止にリーチがかかっている。この6名は、カンプ・ノウで再度イエローを提示されると、決勝戦では出場停止となるわけだ。

だが「全く気にしていない」とマティアス・ザマーが言うように、FCB首脳陣はこのような状況にあっても極めて冷静な態度を示している。FCBのスポーツディレクターによれば、昨シーズンの「同時期の方がより深刻だった」はずだという。昨年マドリードでの準決勝セカンドレグに臨んだバイエルンは、7名の選手が後1枚で決勝戦への出場権を失うという危機的な状況下に置かれていた。そして実際にダヴィド・アラバ、ルイス・グスタヴォ、ホルガー・バドシュトゥーバーの3名がイエローカードの累積により決勝戦を逃している。だが昨年のチームは、今年に比べると層が薄かったとザマーは言う。それだけに仮に欠場者がでても、今年なら彼らの穴を埋めるのは決して不可能ではないからだ。

ハインケス、規律を求める

バルセロナ戦を4日後に控えた昨日土曜、ユップ・ハインケス総監督はこの《イエローの危機》が采配に「影響を与えることは全くない」と断言し、「今現在のベストイレブンを起用する」と宣言した。
「選手たちは規律正しくプレーすれば良い。すなわち余計なことをしない、無駄なファールを犯さない、そして挑発に乗らないこと。それがポイントとなる」

基本的にはバルセロナ戦のファーストレグや、準々決勝ファーストレグのユヴェントス・トリノ戦で見せたサッカーを「基準」(ザマー)とし、「同じようなモチベーション、運動量、戦術」で1日(水)、カンプ・ノウでの一戦に臨むとハインケスは明言した。バルセロナが「世界最強のチーム」であることに変わりはなく、「これまでにも、彼らがホームで大勝して、大きなリードを奪われながらも結果的にはひっくり返すということを見てきている。プライドを傷つけられた彼らは、全力で戦ってくることが予想されるだけに、我々も最高峰のパフォーマンスが求められる」とハインケスは続けた。

「一丸となっていっぱい走って、ハードワーク」

ザマーは、ファーストレグを4-0で大勝したといえども油断は禁物である、と決勝トーナメント一回戦セカンドレグの対FCアーセナル戦を振り返り、こう語った。
「ホームでのアーセナル・ロンドン戦のようなプレーをすると ― つまり攻守の切り替えも、ボールへのプレスも遅く、ところどころ規律を失うようなことになると、苦しい、危険なゲームになる」
フランク・リベリーもこう注意を呼びかけた。
「まだ終わっていない! まだ1試合残されている。カンプ・ノウ(でプレーするの)は非常に難しい。火曜のようなプレーをしなければ。一丸となっていっぱい走って、ハードワークだ!」