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頭を使ってゴールを守る

頼りになる男、トム・シュタルケ

出場した3試合は全勝、失点0 ―トム・シュタルケは、ドイツで今季No.1の好成績を残した短期労働者であるといえるかもしれない。4-0で制した1.FCニュルンベルク戦でも、32歳のシュタルケは、ティミー・ズィモンツのPKを頭で止めるスーパーセーブを披露し、自身の無失点記録を更新した。
「止めることができて良かったよ」とシュタルケは嬉しそうに語ってくれた。
「私は結果を出している ― この調子で行きたい」

試合の翌日である本日日曜、シュタルケは満面の笑みを浮かべてゼーベナー・シュトラーセの練習場に姿を現した。額にボールの後はなく、頭痛もないそうだ。シュタルケは、すっかりミュンヘンでの生活に馴染んでいるようだ。先週末ドイツマイスターの称号を手にしたシュタルケは、まだチャンピオンズリーグとドイツカップ制覇の可能性も残している。

「良いやつだ」

今シーズンは、ドイツ代表の正ゴールキーパーであるマヌエル・ノイアーの控えに徹したシュタルケも「私もチームの一員だ」と強調している。出番は決して多くはないのだが、いざゴールを任されると仕事を完璧にまで全うした頼りになる男だ。4-0で制したDFBポカールのカイザースラウテルン戦、1-0の勝利を掴んだブンデスリーガでの1899ホッフェンハイム戦の時もそうだった。
「出番がくると、PKを止めて相手を無失点に抑えた。彼は良いやつだし、FCバイエルンに完璧にフィットしている」とバイエルンの代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲもシュタルケを絶賛した。

「もしかしたらもう1試合ぐらい出させてもらえるかも」とシュタルケはさらなる出場機会に期待を寄せている。そんな彼の目標は、歴代最少失点数記録である21点を下回ることに貢献することだという。34試合中29試合を終え、ノイアーとシュタルケのコンビはこれまで13失点しか喫していないから大したものだ。シュタルケの成長は、ユップ・ハインケスの目にもしっかりと留まっている。
「私から見ると、トムはFCバイエルンに来て以来、さらに腕を上げている」