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ニュルンベルクとバイエルン=フランケン・ダービー

FCB、マイスター確定後も「手抜きは一切無用」

前節見事23度目となるドイツマイスターに輝いたFCバイエルンは、次なる目標達成に燃えている。リーグ戦で歴代最速優勝を決めたバイエルンは、残る2大会でもタイトル獲得を目指しているのだ。だがDFBポカール(ドイツカップ、対ヴォルフスブルク戦)とチャンピオンズリーグ(対バルセロナ戦)の二つの準決勝を前に、FCBは13日(土)にまず186回目のバイエルン=フランケン・ダービーで1.FCニュルンベルクと対戦する(現地時間15:30時よりFCBライブティッカー及びFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)。

「明日もホームスタジアムはチケット完売の超満員。スタジアムに足を運んで下さるサポーターは、皆我々の高いパフォーマンスに期待している」とユップ・ハインケス監督は本日金曜、ゼーベナー・シュトラーセでのトレーニング前にチームに語りかけた。本日のチャンピオンズリーグ抽選会で、ハインケス監督の言葉を借りると「ご馳走」だというFCバルセロナとの対戦が確定した話題でもちきりであるのは言うまでもないが、マティアス・ザマーもFCB総監督同様、目先の試合に集中力を向けるよう求めている。

「バルセロナ戦はまだまだ先の話」とザマーは述べ、さらにこう続けた。
「週末にはリーグ戦が控えている。我々はドイツマイスターとしてホームスタジアムに足を踏み入れることになる。人々はそれを非常に楽しみにしている。まずは我々もそれを楽しもう」
そのためにも先週末にすでにマイスターに輝いているとはいえ、「まるでここでの勝ち点がどうしても必要であるかのように準備をし、リズムを崩さないためにも試合での手抜きは一切無用」とハインケスは言い切った。

もっとも67歳の《フスバルレーラー》(「サッカー教師」を意味するドイツサッカー協会最高指導者ライセンス保持者に与えられる称号)は、ユヴェントス・トリノ戦(2-0)での疲労を考慮し、メンバーをがらりと入れ替えるつもりであると明かしている。ハインケスは、ニュルンベルク戦でワントップを務めるのはマリオ・ゴメスと発表、マリオ・マンジュキッチは16日(火)に行なわれる古巣のVfLヴォルフスブルク相手のカップ戦に備え休ませるという。その他のローテーションについて、ハインケスは今のところ明言を避けているが、トニー・クロース、ホルガー・バドシュトゥーバー、出場停止のルイス・グスタヴォを除けば、全選手を起用することができる。

ヴィーズィンガーと再会

「バイエルンがどのメンバーで戦おうとも、70,000人のホームサポーターに後押しされることは間違いない」とニュルンベルクのミヒャエル・ヴィーズィンガー監督は述べた。ブンデスリーガでは今年に入ってからはいまだ負け無しのバイエルンとアウェイで戦うことが容易ではないことを、ヴィーズィンガーも十二分にわきまえている。
「あのチームは、他に類を見ない質と持続性でサッカーをしている」と2001年にFCバイエルンの一員としてチャンピオンズリーグを制覇したヴィーズィンガーは語った。

だがニュルンベルクは、自信満々でダービーを戦いにミュンヘンに乗り込んでくる。というのもヴィーズィンガーがこの冬前任者のディーター・ヘッキング監督から指揮を引き継いで以来、フランケン地方のチームは1敗しか喫しておらず、現在は9試合連続で無敗中、ついにヨーロッパリーグへの出場権が与えられる6位以内を、勝ち点差で4と再び射程圏内に捉えているからだ。もっとも、ヨーロッパリーグのことを口にする者は、現時点ではニュルンベルクに誰一人もいない。

ニュルンベルクは、後季No.4

「我々は我々自身のことだけに集中力を向けている。これまでもそれが功を奏してきた」とヴィーズィンガーは語り、こう続けた。
「勇気と自信も必要だが、謙虚にプレーすることも求められる」
ニュルンベルクは、前季のホーム戦ではFCBを1-1の引き分けに追い込んでいるだけに、自ずと勇気が湧いてくるに違いない。今季ブンデスリーガでバイエルンが勝ち点3を敵地で取りこぼしたのは、なんとこのニュルンベルク戦の一試合だけである。

「当然ながらあの試合を思い出して戦う。当時もハードワークが報われ、褒美として勝ち点1を獲得できた」とヴィーズィンガーは語った。しかし、後季No.4の戦績を収めているニュルンベルクといえども、全ての歯車が完璧に噛み合うことが明日土曜の試合で前季同様勝ち点を奪うための大前提となりそうだ。
「パーフェクトな試合をしなくては、勝ち点を持ち帰ることは不可能だ」