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まずは祝杯、それから決勝

マンジュキッチ「昔の動画を確認して準備万端」

ゲアト・ミュラーを筆頭に、カール=ハインツ・ルンメニゲ、ローラント・ヴォールファート、ジオヴァネ・エウベル、ロイ・マカーイ、ルカ・トーニといったそうそうたる歴代の名フォワードらがFCバイエルンのファンの心をつかんできたが、今シーズンにはまた一味違ったタイプの選手が現れた。攻撃だけでなく、前線から積極的に守備に参加する選手、それがマリオ・マンジュキッチだ。

守備のために自陣まで駆け戻ったり、中盤で相手選手からボールを奪ったり、1対1の場面でもひるむことなく、常に相手選手の隙を突いてはチームメートのためにスペースを作り出す。これは、すべてのFWに備わった才能ではない。「マリオ(・マンジュキッチ)はFWの他にも、MFや右SBとしてプレーできるし、本当に信じられない選手だよ。」と、同僚のハビエル・マルティネスもチャンピオンズリーグ(CL)のユヴェントス戦後に感嘆のコメントを発している。もちろん、本業のFWとして、ゴールを決めるのも忘れはしない。今シーズンは公式戦で通算21得点をマークし、トーマス・ミュラーと共にチーム内で最高得点を挙げているのだ。

長い間ブンデスリーガ得点王争いにも絡んでいたマンジュキッチだが、チームがCLやDFBカップで順調に次のラウンドへ進出していくうちに、ブンデスリーガでの出場機会が減ってしまったため、争いから脱落。「彼から得点王の座を奪ってしまった。だが、本人はそれも了承してくれている。本当に見事な心構えだ。真のプロ精神を持ち合わせている。」と、監督のユップ・ハインケスも絶賛している。

土曜を楽しみに

だが、マンジュキッチ本人は得点王のことは考えていないとのこと。「監督には、チームとして結果を出す方が意味があると思っていることを伝えたんだ。」と木曜に話している。それに対してハインケスは、自信が1974年と1975年に獲得した得点王のトロフィーを譲ることを提案したそうだが、「(監督自信の業績だから)丁重にお断りしたよ。それに、監督のおかげで今の自分があるから、感謝してるんだ。」と、マンジュキッチはその時のやり取りを振り返った。