presented by
Menu
遂にやったぞ!

ラームら「ゴールデンエイジ」が欧州制覇!

「遂にやったぞ!」
25日(土)、ロンドンのウェンブリー・スタジアムに試合終了のホイッスルが鳴り響き、フィリップ・ラームは夢にまで見た欧州王者の称号を手に入れた。FCバイエルンは、ボルシア・ドルトムントとの決勝戦を2-1で制し、1974年、1975年、1976年、2001年に次ぐクラブ史上5度目となる欧州チャンピオンに輝いた。キャプテンのラームと、副将のバスティアン・シュヴァインシュタイガーにとっては、やっとの思いで実現した念願のタイトルだ。

「バスティアン・シュヴァインシュタイガーやフィリップ・ラームの世代の選手たちがこの名誉あるタイトルを獲得し喜んでいる」とユップ・ハインケス監督は、イギリスの首都ロンドンでの決戦後に述べた。
「国内では数多くのタイトルを獲得してきた彼らが、遂に国際的なタイトルを手にすることができて、私も喜んでいる 。このタイトルは、ワールドカップの優勝を除けば、サッカー選手にとって最大の栄光であると言っても過言ではなかろう」とハインケスは続けた。

ドイツのゴールデンエイジとして期待されてきたバイエルンの主将と副将は、バイエルンの一員としては2010年、2012年と2度のチャンピオンズリーグ決勝戦を落とし、ドイツ代表としてはワールドカップとユーロで3度にわたり準決勝で涙をのんできた。さらに決勝まで勝ち進んだ2008年のユーロでも準優勝と、国際レベルでは後一歩のところで無冠に終わっていた。だが25日(土)の午後9:54時、歴史は変わった。UEFAのミシェル・プラティニ会長からCL優勝杯を受け取ったラームは、待ちに待った欧州制覇を実現、トロフィーをロンドンの夜空高くへと掲げたのである。

「国際タイトルをとってこそゴールデンエイジ」とラームは授賞式のあとに述べた。
「特に昨年のホームでの決勝戦がそうだったように、何度も邪魔が入ってしまったが、今宵遂に我々のここ数週間、数ヶ月、そして数年間にわたる努力が報われた 」と29歳のラームは優勝までの長い道のりを振り返った。ラームはレンタル先のVfBシュトゥットガルトで過ごした2年間を除き、11歳の時からFCバイエルンのユニフォームに袖を通してプレーしてきた。

抱きしめ、キスをし、空へと掲げる

ラームの一歳年下で、ハインケスによれば「現在世界一のミッドフィールダー」であるシュヴァインシュタイガーにとっても、ウェンブリーで念願の国際大会初優勝の夢が叶った。決勝を前に「優勝したからといって寿命が延びるわけでもない」と話していた彼は、今回の結果に関係なく、最高の人生をおくっていると強調した。だが、昨年ミュンヘンで行なわれた決勝戦ではPKを外していただけに、優勝を決めたシュヴァインシュタイガーは、心底ホッとした表情を浮かべていた。