presented by
Menu
「みな燃えている」

FCバイエルン、決勝戦に向け始動

聖霊降臨祭の昨日月曜、ユップ・ハインケスはチームに決勝戦の前の最後となる束の間の休養を言い渡し、心身ともにリフレッシュするよう命じた。その一方で当の本人は一日中テレビの前で対戦相手のビデオを研究して過ごしたという(「月曜日はビデオデーにする」)。こうしてブンデスリーガ最終節の2日後、最後の休養を満喫した選手たちは、本日火曜の午前10時にグランドに姿を現し、25日(土)ロンドンで行なわれるチャンピオンズリーグ決勝戦へ向け始動した。

「今日から土曜日に向けて全速前進だ」とトーマス・ミュラーはトレーニング後FCBニュースで語った。ボルシア・ドルトムントとのウェンブリー・スタジアムでの決戦を4日後に控え、準備期間の初日の練習は「うまくいった、トレーニング中の激しいプレーからも、みな燃えていることが伝わってきた」という。ミュラーは、チャンピオンズリーグではこれまでに8得点と、チーム内で最も多くの得点を決めている。

アリエン・ロッベンも「やっと始まりホッとしている」と本日火曜、練習が再開されたことを喜んだ。バルセロナでの準決勝、ブンデスリーガでのドルトムントとの直接対決、さらにはそれに続く「静かな2週間」を経て、最後の二試合となるチャンピオンズリーグ決勝戦とドイツカップ決勝戦を「早くその日がきてほしい。みんな決勝戦をやりたいんだ、なんといっても今シーズンの最高の試合だからね」とオランダ人のロッベンは、文字通り待ち焦がれている。

ゼーベナー・シュトラーセでは、練習に参加していた全員が、一つのことに心を砕いていた。
「今は、何事も普段通りに過ごすこと、それが重要だ」
スポーツディレクターのマティアス・ザマーも強調する。
「最も重要であるのは、ある程度リラックスして試合に向け準備を整えること。緊張感は徐々に高めていき、試合中に爆発させれば良い」

全員がタイトルを「熱望」

ロッベンも、「一年中やってきたことをやり続けるだけ。全てを普段通りにやるよう心がける。普段通りの準備をして、特別な練習はしないこと」が大切だと考えている。2010年、2012年と決勝戦で惜敗しているために、選手たちは全員がタイトルを「熱望」し、何が何でも優勝杯をミュンヘンに持ち帰るつもりでいる。
「今年こそはタイトル奪還だ!」

昨年ホームでの決勝戦で敗れたときと比べても、チームは「レベルアップし、強くなっている」と、ロッベンはチームの「質がアップした」と見ている。さらにFCBには、ここ3年間で2度も決勝戦に勝ち残ったという経験値もある。
「私はこれも重要だと考えている。2度の決勝を経験できたのは我々にとって大きい」
そのためロッベンは、今年こそは目標を「達成できる気がする」という。

ザマーは、今週最初のトレーニングでチームが早くも「高い集中力」を見せていたと語った。
「ここまで来たら、あとは決勝戦にどのように臨むか、それだけだ」
こう述べたザマーは、1997年に選手としてチャンピオンズリーグ優勝を経験している。とにかく「決勝戦当日は、今季見せ続けてきた、圧倒的な強さを誇ったサッカーをするしかない。そのサッカーが国内や海外から認められ、今の地位を得たのだから」と彼は言う。