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新加入キアヒホフ独占インタビュー

「即決した。ここでプレーしたい!」

FCバイエルンの本拠地ゼーベナーシュトラーセは、いまだ嵐の前の静けさに包まれている。すでにフル活動に入っているのは芝刈り機とレギオナルリーガ(ドイツ4部にあたる地域リーグ)開幕に向けプレシーズントレーニングを開始したセカンドチームだけ、練習場を訪れるサポーターの数も片手で数えられる程度にしか過ぎない。しかし本日水曜、そんなゼーベナーシュトラーセに 一人のプロ選手が顔を出した。FSVマインツ05からこの夏移籍してきたばかりのヤン・キアヒホフだ。彼は、来週ブラジルに帰国するフィジカルコーチのマルセロ・マルティンスと共に午前9時半にグランドに入ると、ペップ・グアルディオラの指揮下で来週から始動するトレーニングに向けてコンディションを調整した。

約2週間前にミュンヘンにやってきたフランクフルト生まれのキアヒホフは、 月曜からゼーベナーシュトラーセを尋ねている。トレーニングセンターで本サイトfcbayern.deの記者から先月手術を行なった股関節について質問された彼は 「準備万端」であると話してくれた。22歳のキアヒホフは、ほかにもFCバイエルンへの移籍に踏み切った理由、バイエルンでの第一印象、さらには新しいシーズンに向けての抱負を語ってくれた。

インタビュー:ヤン・キアヒホフ

fcbayern.de:「ヤン、FCバイエルンへようこそ! 君は正式に練習が開始する前からすでにがんばっているね。ミュンヘンに来たのはいつ?」
Kirchhoff:「もう2週間になるかな。はじめはミュラー=ヴォールファールト先生の医院でトレーニングをしていたんだけれど、月曜日からはゼーベナーシュトラーセに来ている」

fcbayern.de:「それならもうミュンヘンにも大分慣れたのでは?」
Kirchhoff:「ぶっちゃけるとこの町に一目惚れした。エングリッシャー・ガーデン(イギリス庭園)も、バイエルン料理も、人々も天気も実に最高。新居も見つかったし、何もかも完璧。FCバイエルンでの最初の数日間もとても印象的だった」

fcbayern.de:「ホルガー・バドシュトゥーバーを除く他のチームメートはまだバケーションを楽しんでいるのに、君はなぜもう練習を始めているの?」
Kirchhoff:「来週水曜にゼロからスタートするのが嫌で、少しずつ体を慣らしておきたいんだ。これまでは持久力とバランス系のトレーニングをこなしてきたけど、これからは瞬発系もやるつもりだ。これで準備万端だよ」

fcbayern.de:「股関節の調子はどう?」
Kirchhoff:「とても良い。オペをしたのがブンデスリーガ最終節の前の試合の時だったから5月上旬。それから治療とリハビリを続け、3週間ほど前からどんどん負荷を上げている。全て完治し、今では全力で動けるまでに回復している。もう無制限でなんでもこなせるよ」

fcbayern.de:「FCバイエルンは、君にとってプロ選手としての2チーム目となるが、マインツを去るのは辛かった?」
Kirchhoff:「当然親友たちに別れを告げ、慣れた環境を飛び出すのは簡単なことではなかった。辛かったけれど、随分前から決めていたことだし、マインツにはしっかりと別れを告げてきた。次のステップを踏み出すためにも、新天地を求めて居心地の良いマインツから離れなくてはならない時期が来ていたと思っている」

fcbayern.de:「いよいよFCバイエルンの一員としてペップ・グアルディオラの下でのトレーニングが始まるけど、今の心境を教えてほしい」
Kirchhoff:「めちゃくちゃ楽しみにしている。ペップ・グアルディオラとは、知り合うだけでも誇らしいのに、彼の下で仕事ができるなんて光栄すぎる。きっとすばらしいトレーニングになるはずだ」

fcbayern.de:「うれしそうだね」
Kirchhoff:「もちろん!(笑)…感情を抑えきれないくらいだよ、もっとも抑え込むつもりもないけれどね。FCバイエルンという新天地での新たな挑戦が楽しみでたまらない!」