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3冠の偉業

ハインケス「ひとまず休息」

 正式発表がされた。火曜日にアリアンツ・アレーナで行われた記者会見でユップ・ハインケスは、FCバイエルンとの契約が切れる6月30日以降、監督としてのキャリアはひとまず続けない、と発表した。「まずは休暇を取る。国内でも国外でも7月1日以降、監督は引き受けない。休息を取り、プライベートな男になる」とハインケスは説明した。

 さらにハインケスは「FCバイエルンでの監督の仕事でものすごいエネルギーと体力を消費した。特に最後の数週間はとても厳しく、限界まできていると感じていた」と明かした。50年近くプロサッカーの世界で生きてきたハインケスは今シーズン、歴史的な3冠を達成した。「いろんなことに興味がある」とハインケスは話し、しばらくはプライベートの生活を大切にしたい意向を明かした。

マドリードへの帰還はなし

 5月10日にハインケスはブンデスリーガからのお別れを口にしていた。今季、昨シーズン王者のドルトムントに勝ち点25の大差をつけて優勝を果たしただけに、「他のクラブを受け持つのは目標ではない」と語っていた。

 それ以来、他国でのクラブチーム監督、あるいは代表チームの監督が噂されていた。特に1998年にチャンピオンズリーグ優勝に導いていたスペインのレアル・マドリード行きが、まことしやかに囁かれていた。しかし今回の発表でを受け、レアル・マドリードはクラブを去ったホセ・モウリーニョの後任探しを続けなければならなくなった。

 最終的な引退かどうかについては、ハインケスは明言を避けた。「”最終的な”というものを個人的に好んでいない」とハインケスは強調。しかし「人生には働きづくめの後の生活もある。自分の人生をまだ楽しみたい」と話していたことから、もう一度監督に戻る可能性はどちらかというと低そうだ。