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「喜ばしい」

ペップ率いるバイエルン、早くも波に乗る

バイエルンがチャンピオンズリーグの優勝トロフィーをロンドンの空高くに掲げてから早や2ヶ月が過ぎようとしている。歴史に永遠に刻まれるであろう抜群の成績を残した昨シーズンに獲得したタイトルは4つ。中でもロンドンの夜を忘れる者は誰一人もいないだろう。あれから2ヶ月、バイエルンでは大きな変化が起きている。ユップ・ハインケスはペップ・グアルディオラにバトンをタッチ、ペップは新しいアイディアや練習メニューを採り入れ、マリオ・ゲッツェやティアゴといった新たなスターが加わった。だがそんな新星バイエルンには、いまだ何一つ変わらずそのまま生き続けているものがある。他ならぬタイトルへのハングリー精神だ! 昨日日曜、チームは早くもこのタイトルへの意欲をフィールド上で表現し、堂々とテレコムカップ初優勝を飾った。

テレコムカップが小さなプレシーズントーナメントに過ぎないことは百も承知。だがバイエルンがハンブルク戦(4-0)とグラットバッハ戦(5-1)で見せた姿は、新たなシーズンに向けての期待を大きく膨らませるものであった。
「ペップとチームのこれまでの活動を称賛する。チームは全力で監督の要求に応え、(昨シーズンの結果で)満足することなく、さらなるタイトル獲得への意欲を見せている」とマティアス・ザマーは、本日月曜FCBニュースのインタビューで語った。

バイエルンのスポーツディレクターを務めるザマーによると、チームは「監督が持つ明白なイメージ」通りにプレーをしているそうだ。またペップも選手たちの反応に「最善の注意を払い」ながらプレーを分析しているという。ザマーは、グラットバッハとのブンデスリーガ開幕戦を2週間半後に控え、バイエルンの現状は「非常に喜ばしい」ことだと総括した。

だがFCバイエルンの内部には、これまでのテストマッチの結果を過剰評価する者は一人もいない。
「いくつか改善点はある」とグアルディオラも言う。なんといっても選手が全員顔を揃えたのは、つい数日前のこと。テレコムカップでのプレーには「満足している」と述べたグアルディオラも、今後は例えば「もっとタッチ数を減らしてプレー」することを目標にするそうだ。

グアルディオラが目指すダイレクトサッカーを早くも実行しているのは、新加入のティアゴだ。彼は先週末の試合で早速その存在感を発揮し、バイエルンが喉から手が出るほど彼を欲していた理由を見せつけた。
「彼は高い戦術理解度に加え、とてもクリエイティブな選手である上に、フィジカルの強さも兼ね備えているため、いろんなポジションでプレーできる」とザマーもティアゴを絶賛している。

そんなティアゴが加わったバイエルンは、24日(水)にウリ=ヘーネス・カップでFCバルセロナと対戦(現地時間午後6時半キックオフ)、また27日(土)にはドルトムントでのスーパーカップ(現地時間午後8時半キックオフ)を控えており、さらに連携を高める機会が続く。
「それが私の最初の公式戦となる」とグアルディオラも、昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝と同じ対戦カードとなるドルトムント戦を心待ちにしているようだ。無論、彼も小さなタイトルとはいえ、スーパーカップを手にすることを希望していることは言うまでもない。だが「シーズンは始まったばかり、先はまだまだ長い」こともグアルディオラは百も承知だ。