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独占インタビュー

ルンメニゲ:「ペップは天才的なアイディアを生み出す」

プレシーズンもいよいよ大詰め。27日(土)には今季初の公式戦、DFLスーパーカップ(ドイツサッカーリーグ・スーパーカップ)が控えている。2週間後にはDFBポカール(ドイツカップ)の第1ラウンド、さらにその4日後にはブンデスリーガ開幕戦と試合が続く。本サイトfcbayern.deでは、FCバイエルンの代表取締役カール=ハインツ・ルンメニゲにこれまでのプレシーズン4週間を振り返ってもらった。ルンメニゲは、ペップ・グアルディオラのこれまでの仕事ぶりを「私自身練習に参加したくなるくらいだ」と絶賛、また明日のバルセロナ、4日後のドルトムントとのビッグゲームについても思うところを語ってくれた。

インタビュー:カール=ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenige)

fcbayern.de:「ルンメニゲさん、小さいとはいえ、早くも今季初タイトルを手にしましたね。テレコムカップでのチームのパフォーマンスはどう思われましたか?」
Rummenige:「両試合ともとても楽しませてもらった。というのも結果だけでなく、内容も実に素晴らしく、ファンタスティックなゴールを生み出してくれたからだ。まだプレシーズンが始まって間もないにもかかわらず、チームはフィジカル面でも、戦術や技術面でも高いレベルに達していることがうかがえた。彼らの今後の活躍に、期待が膨らむ」

fcbayern.de:「ブンデスリーガの上層部の中には、FCバイエルンがまた独走してしまうことを恐れている者もいるようですが、テレコムカップでの優勝はどう評価されますか?」
Rummenige:「良いパフォーマンスだったが、過剰評価してはならない。監督はじめ、選手、マネージメントの誰もがみな、各々の仕事でベストを尽くす義務がある。テレコムカップの優勝は嬉しいが、それほど大きな意味はない。強いて言うならば、我々のチームがすでに良いコンディションに達している証拠となるくらいだ」

fcbayern.de:テレコムカップで一番目立っていたのは新加入のティアゴでしたね。彼にはどんな印象を受けましたか?」
Rummenige:「彼は一週間前に移籍が成立し、テレコムカップの3日前に初めてチームに合流したばかり。それを思うと、あのパフォーマンスからも、今後が実に楽しみだ。完成度の高い選手だということが一目で分かった。技術面はかなりの高レベル、戦術面でも前にペップの下でプレーした経験があるだけに、身に付いているものが多かった。ティアゴという選手は、我々に多くの喜びをもたらしてくれるだろう」

fcbayern.de:「ペップはプレシーズンの最初の数週間は、フィリップ・ラームを中盤で起用するなど、いろいろ試していたようですが、彼の試みをどうお考えに?」
Rummenige:「とても気に入っているよ。というのも、これでFCバイエルンは対戦相手にとってこれまで以上に予測不可能になるからね。ペップは、選手を様々なポジションでプレーさせたがる監督だ。非常に興味深い方針だと思っているし、チームのこれまでのプレーをみれば、期待感もある。選手たちは一生懸命、楽しみながらサッカーをしているようだ。ペップがもたらした新しい変化を選手たちも楽しんでいるように思える」

fcbayern.de:「三冠を達成した今こそ、ペップの新たなアイディアにうってつけのタイミング?」
Rummenige:「昨シーズンを終え、何か新たな変化が必要だと私は確信していた。私自身も1975年、1976年、2001年に経験が、大きな成功を成し遂げた後は、少々手を抜いてしまう傾向があるようだ。だがそれだと、また一歩後退してしまうことになる。2001/02年シーズンでタイトルをとれず、その前の年と比べて奇麗なサッカーができなかった理由はそこにある。今年は監督が代わったことで、全員が一からスタートを切ることになる。チームにこれだけ高い質があるだけに、気を抜くことは誰にも許されない。満たされている者のすぐ後ろには、ハングリーな選手が待ち構えている」