presented by
Menu
「もっとよくなる」

「ロボット」のように冷静なプレーで3連勝

「3試合で勝ち点9というのは最高だ」と代表取締役社長のカール=ハインツ・ルンメニゲが試合後に話しているように、土曜の1.FCニュルンベルク戦でFCバイエルンは2-0(0-0)と最終的に力の差を見せ付けて勝利を収めた。これで3冠王者は今シーズンも開幕から連勝を重ね、ここ3試合で貴重な白星を手にしたことによってシーズンをまたぐ28試合連続無敗記録まで打ち立てることに成功している。

「これだけのスタートを切ることができたんだから、大満足だよ」と連勝を喜ぶのは主将のフィリップ・ラーム。特に後半の出来に満足しているようで、チーム全体で勝ち取った勝利だと熱く語っている。また、ルンメニゲも「後半は素晴しいプレーを見せてくれた。4、5点入っていてもおかしくなかったところだ。だが、2-0という結果に満足している」と後半のプレーを褒めている。

一方、敗れたニュルンベルクの監督ミヒャエル・ヴィージンガーは試合後、「コンパクトな守備でバイエルンに挑んだ」と完敗を認めながらも前半にバイエルンを苦しめた守備中心の戦略について説明。実際、この戦略は長時間にわたって功を奏し、「前半はニュルンベルクがほとんどスペースを与えず攻撃的だったため、簡単ではなかった」とルンメニゲも分析しているようにバイエルンにほとんど好機を作らせなかった。

「ニュルンベルクは非常にうまく組織されていた。いつもやりにくい相手だ」と試合後に少しホッとした様子を見せたグアルディオラ。それもそのはず、前半だけでニュルンベルクのゴール枠を捉えたバイエルンのシュート本数はわずか3本にすぎなかった。「ボールを回すのが遅すぎたね」とロッベンも試合内容を振り返りながら分析する。その中でも先制に絶好のチャンスと思われた33分のPKは、アラバがGKシェーファーのほぼ正面に蹴ってしまい失敗している。

しかし、後半が開始されるとバイエルンは波に乗ったスピードあふれる攻撃を見せ、時間が経過するにつれてほぼ毎分の勢いでニュルンベルクゴールに迫るようになる。そしてついにフランク・リベリーが先制点を奪うと(69分)、ロッベンが見事な個人技で追加点を叩き込み(78分)、最終的には体力的に厳しくなったニュルンベルクを順当に下している。これに対してヴィージンガーは試合後、「後半に入ってからは体力的に厳しくなってしまった。それにしても、バイエルンが苛立たずに冷静なプレーを続ける様には感銘を受けた。まるでサッカーロボットのよう」と敗因を分析した。

フライブルクでも勝利を目指す

だが、副将のバスティアン・シュヴァインシュタイガーはまだすべてが順調ではないとしっかり理解している様子で。「僕らにとって今大切なことは、勝ち点を獲得することと無失点に抑えること。もう少し早い時間帯に先制することも可能だったと思うけど、向こうの守備がよかったからちょっと忍耐力が求められたね。もう少しレベルの高いプレーを期待されてるのは分かってるけど、しばらくしたらそうなるよ」とコメントし、よりレベルの高いプレーを目指している様子だ。

それでも、ボール支配率81%というこの試合終盤のデータは、2004/05シーズンにデータ集計が開始されて以来最高の値を記録している。また、シュート本数もバイエルンが26本であるのに対してニュルンベルクはわずか5本。コーナーキック数も10本:1本とグアルディオラ率いるバイエルンがいかに圧倒的であったかを物語っている。次の試合は火曜に行われるアウェーのフライブルク戦(午後6時半から)。「開幕から4試合で勝ち点12を手にし、好調を維持したままプラハでスーパーカップに臨みたいものだ」とルンメニゲも語っているように、今季も開幕4連勝が期待されている。