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社会復帰へ最初の1歩

ブレーノ「今はもう大丈夫」

 元FCバイエルンのプロ選手がクラブに戻ってきた。月曜日の朝、保釈されたブレーノがバイエルンのユースチームで初仕事を行った。「少しナーバスだった」と話し、社会復帰に向けての1歩を踏んだ。「今はもう大丈夫。うれしいし、このチャンスをくれた刑務所とFCバイエルンに感謝している」と語った。

 2012年7月に放火の容疑で3年9ヶ月の判決を受けたブレーノは、13カ月間、シュターデルハイムの至宝刑務所で服役していた。「刑務所での時間はとてもハードなものだった」と振り返る。FCバイエルンの助けもあり、社会復帰へ向けての1歩を踏み出すことが出来た。会長のウリ・ヘーネスは「刑務所やミュンヘンの役所の助けもあり、この可能性を作り出せたことを素晴らしく思う」と話した。

管理と練習
 
 ブレーノはユースチームでのオフィスワークとセカンドチームでアシスタントコーチを務めることになる。バイエルン育成統括部長のヴォルフガング・ドレムラーが毎日8時30分に刑務所へ迎えに行き、13時30分に送り届ける。順調に行けば、数カ月後には保釈時間が8時間となり、普通の生活にまた一歩近づくことになる。

 ドレムラーは「ブレーノはピッチ上が一番過ごしやすい場所だと確信している」と話した。アシスタントコーチとして練習に携わりながら、自身も一緒に練習することができる。セカンドチームでプレーすることは、EU圏外の選手はプレーできないというルールがあるために、実現不可能とヘーネスは説明していた。

「申し分のない振る舞いをした」 

 「また練習することができる。ひょっとしたらいつかまたサッカーをすることができるかもしれない。それが僕の夢だ」とブレーノは明かした。刑務所では週に4回スポーツをすることが出来たという。服役期間が終わったら、ブレーノはドイツから離れなければならないとヘーネスは説明し、ブラジルでまたプロとしてやれることを祈っている。「アウディカップの時にFCサンパウロの人と話したが、彼らは大きな興味を持っていた」と明かした。

 将来への希望はある。「バイエルンはそのために全力を尽くす」とヘーネスはサポートを約束した。さらに「刑務所関係者からの話によると、彼は模範囚で、申し分のない振る舞いをしているようだ」と話した。ドレムラーは「仕事をして、頭のなかをスッキリさせないと。それができれば、大きな進歩だよ」と話していた。