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闘って勝ち取った勝利

緊迫したフランクフルト戦

 4カ月半が過ぎていた。監督はペップ・グアルディオラに代わり、チームは新しいやり方に取り組んでいる。シーズンはまだ始まったばかり。試合を取り巻く状況は完全に違うが、試合結果だけは4ヶ月半前と同じものだった。バイエルンは土曜日にフランクフルトとのアウェー戦を1:0で制したが、まさにこの場所で昨シーズン、史上最短となる優勝を決めたのだった。

 3冠達成のお祭りモードはすでにない。バイエルンはグアルディオラ政権下で初となるアウェー戦で勝利を確実なものとするまで、厳しい戦いを余儀なくされた。ダンテは「最後まで緊迫していた」と話し、「大事なのは無失点で切り抜けたこと」と試合を振り返った。

 開幕戦の対グラッドバッハ(3:1)では、「あまりにも多くのカウンターを許してしまっていた」と監督のグアルディオラが指摘したとおり、不足していた部分があった。フランクフルトでの試合は「よりコントロールすること」ができ、試合後には「うれしいし、100%満足している」とグアルディオラも試合内容に納得していた。トニー・クロースもチームの守備の出来を褒めながらも、「もっと早い段階で試合を決定しきれなかったのは非難されなければならない」と反省していた。
 
 クロースが話すのは、その見込が非常にあった前半のことだ。バイエルンはフランクフルトに息をつかせる隙がないくらいに押し込んだ。マリオ・マンジュキッチが先制ゴールを挙げ(13分)、クロースのヘディングシュートはポストを叩いた。更にダンテもCKからフリーでシュートを放ったが、GKケヴィン・トラップに阻まれた。「あれには自分に腹が立った。残念だ!」と試合後にダンテは話していた。

圧倒的なパス成功率

 統計データを見てみると、前半のバイエルンの強さがよく分かる。11人中8人のバイエルン選手が90%以上のパス成功率を記録。これは並大抵のことではない。そして10人のフィールドプレーヤーのうち8人が少なくとも1本のシュートを放った。