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ゲッツェ、初めてメンバー入り

FCB、フランクフルトでは熱い戦いに

バスティアン・シュヴァインシュタイガーがヒールでゴールを決める。ダンテが段ボール製のマイスターシャーレを掲げてフィールド上を駆け回る。選手たちに胴上げされ、フランクフルトの空高く舞い上がったユップ・ハインケスの姿。みな、いまだに記憶に新しい。FCバイエルンが1-0でフランクフルトを倒し、ブンデスリーガ史上最速優勝を決めた昨シーズンの第28節からちょうど133日後の明日土曜、バイエルンは歴史的栄光を掴んだ地、フランクフルトを再訪する(現地時間の午後3時半よりライブティッカーおよびFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)。
「昨シーズンは良かった。フランクフルトで優勝を決めた。だがもう過ぎた話だ」とラフィーニャは本サイトfcbayern.deでのインタビューで語った。新シーズンの幕を白星スタートで切って落とした今、彼は「次なるステップ」を踏み出そうと、すでに未来を見据えている。

しかし、「今のレベルだと、マイスターにはなるのは無理」とペップ・グアルディオラは話している。グラットバッハとの開幕戦こそ3-1で制したものの、多くの課題が残されているというのだ。だが、彼にいわせれば、それも計算済みである。
「就任記者会見の席でも言わせてもらったが、最初から全てがうまくいくわけではない」
そう、グアルディオラは確信している、「我々はまだ強くなる」と。

明日土曜、ブンデスリーガで自身初のアウェイ戦に臨むグアルディオラは、チームの進化に期待を寄せている。とはいえ、フランクフルト戦に向けた準備は順調には進まなかった。FCBでは、フランクフルトとは違い、15名もの選手が各国の代表に招集された関係で、普段どおりの練習ができなかったからだ。キックオフを24時間後に控えた今も、ティアゴとマルティネスがチームにまだ合流していないのが現状だ。せめてもの救いは、15名全員がケガなくミュンヘンに帰還した点だ。
「彼らは疲れているが、健康だ」とグアルディオラは言う。

一方、代表戦の期間、ミュンヘンに居残ったバスティアン・シュヴァインシュタイガーとマリオ・ゲッツェは、ケガで出遅れた分を取り返そうと必死にトレーニングに励んでいた。ゲッツェは、ハンガリーのジェールで行われた親善試合にも出場、FCBのユニフォームに袖を通して出場した初めての試合で2得点をあげる活躍を見せた。グアルディオラはすでに、今週末にはゲッツェを初めてメンバー入りさせると公言している。
「彼はまだ6、7回しかチームとトレーニングしていないが、とても賢い選手だ。フランクフルトには連れて行く」

「我々との対戦に向け、モチベーションはさらに向上」

もっとも21歳のゲッツェが、このフランクフルト戦でデビューするかどうかについては、グアルディオラは明言を避けている。
「(決断を下す)その前に、彼の目や頭、足の状況を確認したい」
ゲッツェのコンディションについては、トレーナーとも相談する必要があるとグアルディオラはいう。いずれにせよ、ゲッツェがどうなるにせよ、国際Aマッチにより良い準備ができなかったとはいえ、言い訳に終始するのではなく「この状況をコントロールできなければ話にならない」とグアルディオラは語った。

FCバイエルンがフランクフルトでのアウェイゲームを最も苦手としていることは、FCBの新監督の耳にも届いている。レコルトマイスターが最も多く敗北を喫しているのが、マイン川沿いの大都市のチーム、フランクフルトとの対戦だ。
「フランクフルトは良いチームだ。その実力は昨シーズンで実証済み」とラフィーニャが言うように、昨シーズンの対戦はどちらも接戦となり、FCBが2-0、1-0と、なんとか勝利を掴んだに過ぎなかった。相手の危険度は、開幕戦で大敗(ベルリンで1-6)を喫したことからもさらに増している、とグアルディオラは注意を呼びかける。
「我々との対戦に向け、モチベーションはさらに向上したに違いない」