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「準備万端」

FCB、開幕前の「最終試練」に合格

FCバイエルンは、新しいシーズンに向け完璧な移動手段を手に入れた。バイエルンのコーチングスタッフおよび選手一同は、本日金曜午後、インゴルシュタット市でバイエルンの公式パートナーであるアウディー社から公用車を受け取ったのだ。だがエンジンを吹かしながら信号が青に変わるのを待ちわびているのは、何もアウディーの公用車だけではない。FCバイエルンは、フィールド上でもすでに動作温度に達している。ペップ・グアルディオラ率いる新生バイエルンは、シーズン開幕前の「最終試練」(フィリップ・ラーム)となったアウディーカップを最高の形で締めくくったのである。
「シーズン開幕を楽観的に迎えられるだけの準備は整った」とカール=ハインツ・ルンメニゲは述べ、FCBが新シーズンに向け「準備万端」であると断言した。

グアルディオラ総監督もまた、31日(水)のサンパウロ戦(2-0)と、1日(木)のマンチェスター・シティーFC戦(2-1)を振り返り、「満足している」と語った。
「我々にとって最後のプレシーズンマッチだっただけに、良い結果を出して公式戦にはずみをつけたかった」とマヌエル・ノイアーは述べた。FCBの守護神ノイアーは、PKストップを含む好セーブを連発し、アウディーカップ優勝の立役者となった。

グアルディオラ、予想以上の出来に驚かされる

バイエルンは、アウディーカップでは二試合とも、アウディーが大々的なキャンペーンを繰り広げているA3のうたい文句でもある「あふれるばかりの才気」「ダイナミクス」「革新性」「インパクト」を彷彿とさせるプレーをフィールドで披露した。その姿はまさに圧巻。チームはどうやらこれまでの5週間でグアルディオラ・サッカーをかなりの線まで身に着けてきたようだ。
「選手の熱心な学びっぷりには驚かされる」とバイエルンの総監督もこれまでのプレシーズンに手応えを感じている。ラームはこう付け加えた。
「監督のやりたいことがどんどん理解できるようになってきた」

グアルディオラは、この数週間で数々の変化をもたらした。サッカー哲学しかり、新システム(4-1-4-1)しかり、ハイプレスしかり、コーナーキックの守備(マンマークからゾーンディフェンスに切り替え)しかり。
また選手を様々なポジションで試してみた(例:フィリップ・ラームを中盤で起用、マルティネスをセンターバックに配置)。多数のケガ人(シュヴァインシュタイガー、ゲッツェなど)に加え、コンフェデレーションズカップに参加したためチームへの合流が遅れた選手(ダンテ、ルイス・グスタヴォ、マルティネス)を抱え、プレシーズンは決して容易なものではなかったはずだ。ルンメニゲが言うように「言うまでもないが、こうした選手たちが100%のフィジカルコンディションに達するまでには、もうしばらく時間が必要だ」。

それでもグアルディオラは、チームのこれまでの進歩に「満足している」という。マンシティー相手のアウディーカップ決勝を例にとれば、特に最初の30分に関してはエンジンがフル回転し、試合を「完璧にコントロールしていた」とグアルディオラは語った。彼のチームは素早いパス回し、プレッシング、そしてゴールを目指して果敢に攻め上がる攻撃サッカーで、相手をペナルティーエリアに貼り付け状態にした。だが疲れがたまってくるとFCBはガス欠となり、エンジンの歯車が狂い始めて、アルヴァロ・ネグレド(後半16分)に先制点を奪われた。しかしグアルディオラはすぐに反応し、フレッシュな選手を投入、攻撃ののろしをあげた。そしてチームはトーマス・ミュラー(後半21分、PK)と、マリオ・マンジュキッチ(後半27分)のゴールで逆転に成功した。