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チーム・プロフィール

これがバイエルンの対戦相手、CSKAモスクワだ

17日(火)FCバイエルンは、チャンピオンズリーグではじめてロシアを代表するCSKAモスクワと対戦する。昨シーズンCSKAは、ディフェンディングチャンピオンのゼニト・サンクトペテルブルクを抑えてリーグ優勝に輝き、ロシアカップ決勝戦ではアンジ・マハチカラをPK戦の末倒し、国内2冠を達成した。本サイトfcbayern.deでは、ドイツのレコルトマイスターのそんな初戦の相手を紹介する。

歴史
《モスクワ中央陸軍のクラブ》を意味するCSKAモスクワは、1911年の設立後、旧ソ連の大半のクラブがそうであったように、幾度か名称の変更を経た後に、1994年、サッカー部門は現在の名称《PFK CSKAモスクワ》に落ち着いた。

栄光
CSKAは、国内リーグで11回優勝(旧ソ連リーグ7回、ロシアリーグ4回)、カップ戦を12回制覇(旧ソ連カップ5 回、ロシアカップ7回)している超名門クラブである。8年前の2004/05年シーズンには、当時のUEFAカップ決勝でスポルティング・リスボンを3-1で下し、ロシア初の欧州タイトルも手にしている。のちにFCバイエルンでプレーしたイヴィツァ・オリッチを含む当時の優勝メンバーの内、ゴールキーパーのイゴル・アキンフェエフ、ディフェンダーのセルゲイ・イグナシェヴィッチ、双子のベレズツキ兄弟をはじめ、さらに4名の選手が今もなおCSKAでプレーしている。

スタジアム
CSKAのホームゲームは、収容人数18,500名弱のアレーナ・ヒムキで行われる。11月に組まれているFCバイエルンとの試合は、ロシア最大のルジニキ・オリンピックスタジアムで行われるという憶測もあったが、ルジニキではすでに2018年ワールドカップに向けた改修工事が始まっているために、バイエルン戦に使用される可能性はなくなった。CSKAは、ロストフと対した先週末のロシアリーグを、連戦続きのためピッチコンディションが悪化したアレーナ・ヒムキの代わりに、地元のライバルチーム、トルペドのスタジアムで行っている。

チャンピオンズリーグでの功績
CSKAモスクワにとっては、今回が7度目の挑戦となる。ロシアでは、モスクワのライバルチーム、スパルタク(11回)に次ぐ2番目の出場回数だ。最高の成績を残したのは、2009/10年シーズンで、CSKAは準々決勝まで駒を進めたが、のちにCL優勝に輝いたインテル・ミラン相手の2戦をいずれも0-1で落として散り去った。その2年後 CSKAは再びグループステージを突破したが、決勝トーナメント一回戦でレアル・マドリードとぶつかり、敗れ去った。

CSKAは、チャンピオンズリーグでの最近10試合では2勝5敗3分けと負け越している。2011/12年シーズンのグループステージでのトラブゾンスポール(3-0)戦とインテル戦(2-1)を最後に、勝利から遠のいている。またモスクワは、チャンピオンズリーグ開幕戦に関しては3分け3敗と、いまだかつて開幕戦で勝利を収めたことはない。

現状
第8節を終えた段階で、CSKAは現在ロシアリーグの首位に立つ。2位につけているFCスパルタク・モスクワとゼニト・サンクトペテルブルクとの勝ち点差は3。これまでに勝ち点20を獲得しているCSKAは、2000年以来最高の出だしを見せ、優勝した昨シーズンの同時期よりもすでに2点多い勝ち点を獲得している。

監督
CSKAの指揮を執るのは、2009年に就任するなり、チームをいきなりチャンピオンズリーグのベスト8に導いた名将、レオニド・スルツキーだ。42歳のスルツキーは、ソヴェトフ・サマラ、FKモスクワで指導経験を積み、CSKAにやってきた。スルツキーは、19歳という若さで現役を引退しているが、その理由は膝の故障にあった。当時、木から降りられなくなった隣家の猫を助けようとして、大ケガを負ったという。

元ゴールキーパーのスルツキーの、ドイツのチームとの対戦成績は1勝1敗1分けだ。チャンピオンズリーグでは2009年11月にVfLヴォルフスブルクとのホームゲームを2-1で制しているが、FKモスクワの指揮官として臨んだ2006/07年UEFAインタートト・カップ3回戦では、ヘルタBSCベルリンに1分け1敗(0-0、0-2)と負け越している。

キープレーヤー
ロシア二冠王の選手で最も知名度が高いのは、キャプテンを務めるゴールキーパーのイゴル・アキンフェエフをはじめ、司令塔のアラン・ジャゴエフ、スウェーデン代表のポントゥス・ヴェルンブロム、ラスムス・エルムの両名、そして日本代表の本田圭佑だ。スウェーデン代表の2名は、2012年10月、ベルリンでのドイツ対スウェーデン戦に出場、0-4の大量リードから4-4に追いつく大追撃を見せた。後半ロスタイムの3分目にスウェーデンに同点弾をもたらしたのが、ほかでもないエルムだった。

CSKAの攻撃の要となるのは、ナイジェリア人のアフメド・ムサ(8試合5ゴール)と、コートジボワール出身のセイドゥ・ドゥンビア(8試合4ゴール、CL7試合では通算5ゴール)のアフリカ勢だ。もっともミュンヘンでの開幕戦は、負傷中のジャゴエフ、エルム、マーク・ゴンザレス、マリオ・フェルナンデスを欠いての布陣となる。

戦術
ロシア・プレミアリーグの開幕戦と次の第2節で、スルツキー監督は4-4-2システムを採用、ムサとヴァグネル・ラヴをツートップに起用した。だがその後はヴァグネル・ラヴの中国移籍に伴い、システムを4-2-3-1に変更、ワントップにはムサとドゥンビアを交互に起用しているようだ。