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シャキリ、目標達成まであと一歩

アラバ、リベリー、ワールドカップ出場へ希望をつなぐ

2014年ブラジルワールドカップ出場の夢を追いかけているのは、何もドイツ代表だけではない。10日(火)の夜、FCバイエルンに所属する各国の代表選手たちは、それぞれの夢に向けて大きく前進、なかにはすでにブラジル行きの切符を手に入れた者もいる。

アラバ、オーストリアの希望をつなぐ

ドイツと同じグループCでは、オーストリアがグループ2位への可能性を残した。オーストリアは昨夜勝ち点で並ぶアイルランドと対戦、終了間際にダヴィド・アラバ(後半39分)が決勝点を決め、1-0(前半0-0)で勝利、あと2試合を残して2位のスウェーデンを勝ち点差3で追いかける。次節は、アウェイでスウェーデンと2位の座をかけた直接対決が行われる。

48,500人が駆けつけたウィーンのエルンスト=ハッペル・シュターディオンでアラバを司令塔として起用したオーストリアは、アイルランドに対して苦戦を強いられた。
「アイルランドは必死に対抗してきたが、最後は我々が勝利した。これでブラジルワールドカップの夢を見続けることができる。夢を叶えられるように全力を尽くす」とアラバは語った。

リベリー、フランスを救う

フランスは、フランク・リベリーの活躍により、昨夜の窮地を切り抜けた。イェゴル・フィリペンコ(前半32分)とティモフェイ・カラチェフ(後半12分)に得点を許し、ベラルーシに2度リードを奪われたフランスは、筋肉を傷めていたため出場が懸念されていたリベリーの2得点(後半2分、PK、後半19分)で必死に食らいつき、終盤にサミル・ナスリ(後半25分)とポール・ポグバ(後半28分)のゴールで逆転に成功、最後は4-2でなんとか勝ち点3を獲得した。

「とても嬉しい」とリベリーは、「ずば抜けた後半」を見せたチームの逆転劇を喜んだ。後半35分に交代したリベリーは、この日もフィールドで一番輝いていた。ここ数試合、まるで何かに呪われたかのようにゴールから遠ざかっており、後半2分のリベリーのゴールにより、更新中であった1925年の500分間連続無得点記録に、526分で終止符を打った。

フランスは、グループIで勝ち点を14に伸ばし、1試合多い状況ではあるが、ひとまず首位のスペインと肩を並べた。もしベラルーシ戦に敗れていたら、フランスは予選最終戦でフィンランドとプレーオフへの出場権が与えられる2位の座をかけた直接対決を行うことになっていたが、この勝利でフランスは2位の座を確保、スペインの結果次第では首位に躍り出る可能性もある。

シャキリ、目標達成まであと一歩

シェルダン・シャキリのスイス代表は、いよいよブラジルワールドカップ行きが見えてきた。アイスランド戦で4-4の痛い引き分けを喫したスイスは、ライバルのノルウェーを2-0で下し、無敗をキープ。スイスは、グループEで新たに2位に浮上したアイスランドに勝ち点差5を付けて、残り2試合に臨む。

スイスは、適地オスローで、FCバーゼル所属のディフェンダー、ファビアン・シェアがセットプレーからヘディングで2得点(前半12分、後半6分)を奪った。シャキリは先発し、後半37分にはあと一歩で3点目となる惜しいシーンを見せたが、後半45分に交代した。

ロッベン、ワールドカップ出場決定

イエローカードの累積により出場はかなわかったものの、アリエン・ロッベンは、ミュンヘンの自宅でオランダの代表戦をテレビ観戦、ワールドカップ進出への喜びを爆発させたという。オランダは、アウェイのアンドラ戦を2-0(前半0-0)で制し、欧州一番乗りでブラジル行きのチケットを手に入れた。グループDの首位に君臨する負け無しのオランダは、2位ハンガリーとの勝ち点差を8とし、2試合を残して1位通過が確定した。ラ・ヴェッラでの試合では、ロビン・ファン・ペルシーが2得点(後半5分、9分)をあげている。

ブラジル勝利、ペルーは敗北

ワールドカップ主催国のブラジルは、ポルトガルとのテストマッチを3-1(前半2-1)で制した。ワールドカップ最多優勝回数を誇るブラジルの得点者は、ティアゴ・シウヴァ(前半23分)、ネイマール(前半34分)、ジョー(後半4分)の3名、ポルトガルの得点を決めたのはラウル・メイレレス(前半17分)だった。ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、この試合にFCBのセンターバック、ダンテの招集を見送ったが、アメリカのマサチューセッツ州ボストンのジレット・スタジアムで行われた激戦を見事に制してみせた。元バイエルンのルイス・グスタヴォはスタメンに名を連ねた。

クラウディオ・ピサーロのペルー代表は、アウェイでのヴェネズエラに2-3で破れ、ブラジルへの道を閉ざされた。ウルタード(前半19分)のゴールで先制したペルーは、幸先よいスタートを切りながらも、ロンドン(前半36分)、セザール・ゴンザレス(後半16分、PK)、オテロ(後半31分)と逆転を許してしまう。ペルーは、試合終了間際にザンブラーノのゴール(後半42分)で1点差に迫ったものの、そのままタイムアップとなり、ワールドカップ出場の可能性が消えた。ピサーロはヴェネズエラ戦に先発し、後半18分にフィールドを後にした。10月11日のアルゼンチン戦、10月15日のボリヴィア戦は、ペルーにしてみれば消化試合となる。