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芝生のメンテ、飲食料品の仕入れ、模様替え

アリアンツ・アレーナ、15日間で6試合でも準備万端

今年のオクトーバーフェストは、初日から100万人以上の人々が訪れ、ものすごい賑わいを見せている。もっとも現在ミュンヘンで多忙をきわめているのは、何もオクトーバーフェストの会場だけではない。15日間で6試合が開催されるFCバイエルンのホームスタジアムであるアリアンツ・アレーナでも、猛スピードで準備が進められている。

8年前にアリアンツ・アレーナが開場して以来、これまでに経験したことのない強行スケジュールに突入したのは、今月半ば、14日(火)のことだった。その日バイエルンは、ブンデスリーガでハノーファー96と対戦、その3日後、次にミュンヘンにやってきたのはCSKAモスクワ。そして25日(水)のDFBポカール(ドイツカップ)のハノーファー戦と続き、28日(土)にはヴォルフスブルクがやってくる。このFCBの4試合に加え、アリアンツ・アレーナでは、TSV1860ミュンヘンのリーグ戦(21日)とドルトムントとのカップ戦(24日)の2試合も行われるため、合計6試合が15日という短期間の内に行われることになるわけだ。

24日(火)、25日(水)と、アリアンツ・アレーナでは連日カップ戦が行われることになるが(1860対ドルトムント、FCB対ハノーファー)、アレーナの代表取締役ユルゲン・ムートは、問題ないと本サイトfcbayern.deに対して主張した。
「我々のスタジアムで連戦が行われるのは、何も今回が初めてではない」
彼が言うように、アリアンツ・アレーナでは2009年にも連戦が組まれていたことがある。今年にいたっては、リーグ戦が連日行われる週末が、なんとあと2回も設定されている(12月中旬と3月末)。
「DFL(=ドイツサッカーリーグ)が、我々の力を信じている証拠だ」

全力で芝生のメンテナンス

ピッチコンディションにとっては、言うまでもなくハードな連戦となる。しかし、ムートは何の心配もいらないと、現在の芝生の「コンディションは抜群」であると強調した。というのも最近は芝生にとり最適の天候が続いており、常駐のグリーンキーパー3名に加え、今回の山場を乗り越えるために6名もの専門家に委託しているからだという。
「残された時間で、最高の準備を行う」とムートは断言した。

ピッチコンディションを保つために、UVライトが用いられるという。これにより、悪天候(太陽光が少なく、気温が低い)の場合でも、芝生を育てることができるそうだ。ムートは、8月上旬に新しく張り替えたばかりの、最近でもゴールエリアで修復作業が行われた芝生なら、今回の強硬スケジュールだけでなく、冬場も良好なピッチコンディションのまま乗り切れると確信しているようだ。
「良好なピッチコンディションのまま冬を迎え、そのまま冬を超えていくつもりだ」

ピッチコンディション以外にも、アリアンツ・アレーナでは様々な準備が進められている。なかでも試合間の掃掃と、飲食店の準備はハイピッチで行われている。それに加えアリアンツ・アレーナは、どの試合が開催され(ブンデスリーガ、ブンデスリーガ2部、DFBポカール、チャンピオンズリーグ)、どこがホームチーム(FCバイエルン、1860ミュンヘン)であるかに応じて、その姿を変えていかなくてはならない。
「深夜に作業が行われることもある」とムートは明かす。15日間で6試合をこなすハードスケジュールにあっても、アリアンツ・アレーナはいつも通り完璧なコンディションが実現されることになりそうだ。