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ミュラー、ローテーション、勝利

グアルディオラ・バイエルン、波に乗る

2013/14年シーズンのFCバイエルンがいよいよ波に乗ってきた! 2-0(ハノーファー)、3-0(モスクワ)、4-0(シャルケ)とどんどん勢いを増し、ファンを魅了するバイエルンは、DFBポカールのハノーファー96戦も4-1と快勝、今季の連勝記録を更新した。
「最近のパフォーマンスには、大いに満足できるのではなかろうか」と述べたキャプテンのフィリップ・ラームは、「チームが正しい道を突き進んでいる」と確信している。

昨夜のハノーファー戦でも「試合を完璧にコントロールし、大差をつけて勝つべくして勝った」とラームは語る。グアルディオラ監督も「難しい試合を制したのだから、チームのパフォーマンスには満足している」と総括した。FCBの総監督は、何よりもチームが最後までどん欲にゴールを狙い続けた姿勢をほめたたえた。
「最後までゴールを重ねようとしていた」

試合開始から30分経過した時点で、バイエルンはすでにトーマス・ミュラー(前半17分)とクラウディオ・ピサーロ(前半27分)のゴールで、ブンデスリーガ4位のハノーファーから2点のリードを奪っていた。もっともその後「15分間は、あまり良くなかった。ビルドアップでボールを失いすぎた」とラームは分析する。ミュラーは「2-0となった後、少し勢いを緩めたら、ハノーファーが息を吹き返してしまった」と、ラームと同じ時間帯を指摘した。ハノーファーはこの隙を見逃さず、前半37分にディディエ・ヤ・コナンのゴールで1点返すことに成功した。

ローテーションを感じさせないハイパフォーマンス

良い教訓になったとミュラーはこう語った。
「結果を残すためには、やはりそれなりの努力が必要だね」
彼の言葉通りバイエルンは、後半再びアクセルをふかし、この日のMVPを獲得したミュラーが自身2ゴール目(後半19分)を奪い、フランク・リベリー(後半33分)がだめ押しの4点目を決め、「勝つべくして」(ラーム)ポカール3回戦に勝ち進んだ。

ハノーファーと対したカップ戦でバイエルンが見せたのは、何もハイレベルのサッカー、ゴールへの執着心、そして調子を崩した時間帯からすぐに立ち直るメンタルの強さだけではない。FCBは、この試合で、ディエゴ・コンテント、シェルダン・シャキリ、ダニエル・ファン・ボイテン、ピサーロと、普段は控えにまわることが多い選手を4名先発させたにもかかわらず、ローテーションをまったく感じさせないハイパフォーマンスを披露した。普段は控えの選手たちを「最高」だったと評したラームは、こう付け加えた。
「11人で1シーズンを戦いきることは不可能だ」

バイエルンの層の厚さには「感銘する」と語ったハノーファー96のマルティン・キント会長は、FCBをこう称賛した。
「昨シーズンよりもさらに(選手間のレベルの)差が縮まっている。いつでも新たな選手を投入してチームを強化できるだけでなく、そのバリエーションの豊富さも半端ではない。完璧なチームだ」
もっとも、そうだからといって必ずしも勝てるわけでないことは、バイエルンにもわかりきっている。ヴォルフスブルク戦に向け「(浮かれているのではなく)しっかりと地に足をつけて練習だ! 土曜には次の試合が控えている」とラフィーニャは、すでに前を向いている。ラームが言うように「アリアンツ・アレーナでの試合となれば、勝利あるのみ」だ。