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チャンピオンズリーグいよいよ開幕

FCB、あと「2、3%」パワーアップ

FCバイエルンは、代表戦による2週間のリーグ中断期間をものともせず、14日(土)、ホームでのハノーファー96戦に2-0(前半0-0)で勝利した。試合前、ブンデスリーガで3位につけていたハノーファーを下した三冠王のFCBは、クラブの連続無敗記録を30に伸ばし、17日(火)に幕を切って落とすチャンピオンズリーグのグループステージ開幕戦に向けて弾みをつけた。

もっとも69,000人の観客が押し寄せて満席となったアリアンツ・アレーナで、バイエルンは前半、ハノーファーの固い守備をなかなか崩せず、逆に相手に幾度かカウンターからのチャンスを許してしまった。
「ところどころ少し軽率なプレーをしてしまい、1、2回悪いタイミングでボールを失ってしまった。ハノーファーがチャンスを2度逃してくれて助かった」とトーマス・ミュラーは振り返った。さらに「攻撃に関しては、まあまあ良かったけれど、もう少し思い切り攻めるようにしなくては」とミュラーは語った。

「ハノーファーはしっかりと対応してきた。後半はペースを上げなければならないことはわかっていた」とトニ・クロースは述べた。ロッカールームから再びフィールドに現れたチームは、クロースの言葉通りギアを入れ替えたようなプレーを見せた。90分間休むことなくチームを応援し続けた素晴らしいファンに後押しされ(ミュラー:「そうでなくちゃ!」)、バイエルンは高いボールポゼッション(支配率68%)と思い切った攻撃で2ゴールを生み出した。

まずはアリエン・ロッベンとクロースの連係プレーから、最後はマリオ・マンジュキッチが今季自身通算3ゴール目で先制(後半6分)に成功。その13分後にフランク・リベリーが追加点(後半19分)を奪い、試合を決定づけた。
「あの先制点は、対戦相手の監督である私をも魅了する素晴らしいコンビネーションから生まれた超一流のゴールだった」とミルコ・スロムカは試合後先制点を生んだ連係プレーを称賛した。ハノーファーのマルティン・キント代表によれば「後半は、バイエルンの個の力によって試合が決まった」という。

ミュラーは今季4勝目を「苦戦した」と総括した。
「もっと良いプレーも必要だけど、リーグ序盤は何よりも勝つことが重要」だとクロースは言う。
「今日のような試合を制することで、我々はさらに強くなれる」
今後は《イングリッシュ・ウィーク》(「英国週」=1週間に2試合をこなす週のこと)が続くため、試合ごとに調子を上げていけるとクロースは確信している。

マティアス・ザマーもそれに期待を寄せている。というのも「勝ってホッとしている」と述べたスポーツディレクターのザマーは、内容への不満をこう表現したからだ。
「ときとして我々は、まるで心ここにあらずのサッカーをしているかのようだ。情熱がこもっていない。決まりどおりに作業をこなしているに過ぎない」
さらにザマーはこう続けた。
「我々が目指すレベルでは、今のサッカーだと通用しない」

そのためザマーは、17日(火)、ロシアリーグ首位のCSKAモスクワとのチャンピオンズリーグ・グループステージ開幕戦では、チームにもっと「感情をむき出しに、情熱的に」サッカーをして、「足りない2、3パーセントを引き出して欲しい」と要求した。
「いつまでも安息に浸るのではなく、お互いを刺激し合い、高め合って欲しい」
それができれば、チャンピオンズリーグでも最高のスタートを切れることは間違いない。