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「好調さを持続」

FCB、対ヴォルフスブルク戦連勝記録を伸ばしに

「間もなく発車です。シートベルトをしっかりと締め、手すりに捕まってください。飛ばしていきますよ〜!」
現在第180回オクトーバーフェストが開催されているミュンヘンのテレーズィエン・ヴィーゼでは、移動式遊園地の様々な乗り物からこのようなアナウンスが聞こえてくる。まるでミュンヘンのアリアンツ・アレーナのスタジアムでも流れてきそうなアナウンスだ。明日土曜、いよいよ波に乗ってきた今季無敗のFCバイエルンは、 アリアンツ・アレーナにVfLヴォルフスブルクを迎え撃つ(現地時間午後3:30時キックオフ、FCBライブティッカーおよびFCB.tvのウェブラジオにて放送予定)。

「4-0で制したアウェイのシャルケ戦は、チームを見ていて実に楽しかった」と代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲは、バイエルン・マガジン最新号の序言で書いている。
「オクトーバーフェストから600キロも離れていても、ヴィーズン(=オクトーバーフェスト)シーズンの幕開けにふさわしいお祭り騒ぎを実現させた。チームの質の高さを証明したゲームだった。この好調さを持続してほしい」
オクトーバーフェストでジェットコースターの係員が乗客にアナウンスで語りかけるように、ルンメニゲはバイエルンサポーターにも「シートベルトをしっかりと締め、手すりに捕まってください。飛ばしていきますよ〜!」と語りかけているかのようだ。

というのもFCバイエルンは現在4連勝中、13得点1失点とアクセル全開で飛ばしているからだ。明日のVfLヴォルフスブルク戦でも、間違いなく連勝記録を伸ばしにいくはずだ。4-0で制したシャルケ戦、4-1で制したハノーファー96とのカップ戦に続き、FCBはヴィーズン期間中の3勝目を熱望している。うまくいけば来月2日(水)、イングランドの強豪マンチェスター・シティーと対戦する難しいアウェイでのチャンピオンズリーグの試合に弾みをつけられるかもしれないから、なおさらだ。

明日のヴォルフスブルク戦では、ここ2試合のメンバーに加え、マリオ・ゲッツェも復帰することになりそうだ。足首を負傷していたドイツ代表のゲッツェは、今週全てのチーム練習に参加、チェルシーと対した欧州スーパーカップ決勝戦以来のメンバー入りが予想される。

フランク・リベリーは、「集中して、最近のゲームで見せたようなプレーをすれば、勝つ公算は高い」と見ている。しかし元ヴォルフスブルクのマリオ・マンジュキッチは、古巣を侮ってはいけないとこう語った。
「彼らの考えていることは分かる。ヴォルフスブルクは全力で勝ちにくる。だが我々とて準備は万端、その上現在は絶好調だ。勝者はFCバイエルン以外にあり得ない」
リベリーとマンジュキッチは、ハノーファー戦では控えにまわっていたが、明日のヴォルフスブルク戦では先発出場する見込みだ。

 ヴォルフスブルクは、リーグ戦とカップ戦を含め、これまでにミュンヘンで行われた公式戦19試合で、いまだかつて一度もFCバイエルンに勝ったためしがない。スポーツディレクターのクラウス・アロフスは、明日の対戦も非常に厳しくなると予想する。
「バイエルンに弱点はない。我々がよほど絶好調でない限り、対抗するのは無理だ」
さらに今季のヴォルフスブルクは、アウェイで3戦全敗、得点もわずか1点にとどまるという体たらくだ。

もっとも「FCバイエルンとの対戦は、胃もたれする食ベもののようだ ― だが、なかには胃もたれるすると分かっていながら、食べたくなるほど美味いものもある」とディーター・ヘッキング監督は、まだ希望を捨てていない。ヴォルフスブルクが最後にミュンヘンで戦ったのは、今年4月のカップ戦準決勝。そのときには1-6と大差で散った。ヘッキングは「チャンスがあるかないかはバイエルン次第。もし彼らがチャンスを与えてくれたら、フィード上でそれを見極め、活かさなくてはならない」と、出場停止により前節を欠場した元FCBのルイス・グスタヴォが戻ってきたチームに要求した。