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強敵ヘルタBSC

FCB、首位固めに

FCバイエルンは、さらなる記録更新を目指して前進を続けている。現在ブンデスリーガで34試合連続無敗中のFCBは、明日土曜のヘルタ・ベルリン戦を引き分け以上で終えれば、ハンブルガーSVの36戦連続無敗という歴代記録まで、あと1試合に迫ることになる(現地時間15:30時よりライブティッカーおよびFCB.tvウェブラジオにて放送予定)。いずれにせよ勝ち点で並ぶドルトムントとレヴァークーゼンに首位の座を明け渡さないためにも、ヘルタ戦では勝ち星が欲しいところだ。

もっとも細貝萌が加わった今年のヘルタ・ベルリンは、FCB代表取締役のカール=ハインツ・ルンメニゲが「今年のブンデスリーガ一の嬉しい誤算」と言うように、要注意の相手である。ベルリンは、現在バイエルン、ドルトムント、レヴァークーゼンに続くリーグ4位で、勝ち点15の貯金を携えミュンヘンのアリアンツ・アレーナに乗り込んでくる。この順位が「偶然ではない」ことはルンメニゲも百も承知で「ヘルタは好スタートを切ることに成功した。とても良い、さわやかなサッカーをするチームだ」と明日のホーム戦を前に語った。

グアルディオラも注意を呼びかける

「レベルの高さに驚いている」と述べたペップ・グアルディオラ監督も、ルンメニゲと同感だ。
「とてもアグレッシブにプレーし、攻守の切り替えが非常に早い」と相手を分析するグアルディオラは、特に足の速いベルリンの攻撃陣は要注意だという。ヘルタ戦は「我々がカウンター攻撃を得意とするチームをどこまで支配することができるかを確認する良い機会。上達できたかどうかが明らかになる」試合として、今季、これまでの中で「最も重要」な試合であると位置づけている。

ベルリンは今季、これまでアウェイでわずかに1敗(ヴォルフスブルクにて0-2)しか喫していない点も気がかりだ。もっともFCBは、今年のホーム戦を全勝しており、ブンデスリーガでは46試合連続ゴール中(現在ブンデスリーガ記録を更新中)であるだけではなく、今季は失点数でも計4点と、全クラブ中最少失点をマークしている。それだけにベルリンのイォス・ルフカイ監督は、明日のFCB戦を「ブンデスリーガに返り咲いてから、最大の挑戦」になると見ている。

ヘルタ、奇跡を起こせるか

先日プルゼニュと対したチャンピオンズリーグ戦では出場停止処分を受けていたジェローム・ボアテングも、ベルリン戦では復帰する模様だ。FCBのセンンターバーックは「私を育ててくれたチーム」との再会を楽しみにしているとこう語った。
「あそこでブンデスリーガへの第一歩を踏み出した。あのクラブには、この先いつまでも感謝している」
だが土曜の試合でプレゼントを与えるつもりは毛頭なく、ボアテングは「勝ち点3を取りに行く」と宣言した。

ケガが続いたハヴィ・マルティネスも、プルゼニュ戦に続いてメンバー入りする公算が濃厚だ。スペイン人のマルティネスは、もしこの試合に出場すれば、2ヶ月ぶりのカムバックとなる。一方、先日練習中に太ももの肉離れを起こし、数週間におよぶ離脱を余儀なくされたピサーロのほか、ダンテ、ティアゴ、シェルダン・シャキリ、ホルガー・バドシュトゥーバーといった面々は欠場となる。

ベルリンには、元バイエルンのトーマス・クラフトとゼバスティアン・ラングカンプがいる。アレクサンダー・バウムヨーハンと、サンドロ・ヴァークネルは、ケガのためにミュンヘン遠征に同行するのは無理だろう。ルフカイ監督は、ミュンヘンでのアウェイゲームで勝ち点を重ねることに、あまり期待を寄せていないようだ。
「現在バイエルンを相手に結果を出すのは、どのチームであれ難しい。彼らはものすごく強い上、非常に安定しておりミスを犯さない。バイエルンで勝ち点を奪うなど、まるで奇跡のようだ」