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古巣対戦とカムバック

ジョーカー・ゲッツェとチアゴの一突き

「サッカーの世界では典型的な話がまた繰り返された」とトーマス・ミュラーは3:0で勝利したドルトムントとの頂上決戦を振り返った。60分過ぎまで昨シーズンチャンピオンズリーグのファイナリスト同士の試合は互角の展開が続いていた。しかし56分に途中出場したマリオ・ゲッツェが66分についに均衡を破るゴールを決めた。

12年間ドルトムントでプレーしていたゲッツェだけにゴール後には喜ぶことをしなかった。バイエルン移籍を決断したゲッツェをドルトムントファンは優しく向かいいれたりはしなかったがそれに影響されることなく、バイエルンの攻撃を活性化させた。

両クラブからの賛辞

「マリオのリアクションは古巣クラブへの大きなリスペクトを見せてくれた。素晴らしいことだと思う」とスポーツディレクターのマティアス・ザマーは褒めた。ペップ・グアルディオラは「非常によく教育された青年だ。理性がそばにある」と評価し、キャプテンのフィリップ・ラームは「みんなが彼をサポートした。彼の才能については議論の余地がない。それは今日のゴールでも見て取れる」と語った。そしてドルトムント監督ユルゲン・クロップは「マリオにゴールを決める才能があるのは我々も良く知っている。素早い瞬間だった。うまいトラップだった」とコメントした。

グアルディオラ采配の妙

ゲッツェ自身は試合後コメントを控えた。試合から1夜明けた翌日にFCB.TV Newsに「とても感情的な試合になるとは僕らは分かっていた」と話した。出場の瞬間については「スタジアム中からブーイングを受けるのは居心地いものではないよ。自分にとっては新しい状況だし、簡単ではなかった」と振り返った。

しかし最終的には自身のシーズン2点目となる決勝ゴールで勝ち点3をチームにもたらした。バイエルンにとっては13節終了時で6点目の途中出場選手のゴールで、これは今季のブンデスリーガで最多記録。怪我人の影響などで必ずしもいつもベストメンバーで戦えるわけではないだけに、グアルディらの手腕も光っている。

チアゴはカムバック

この試合ではチアゴも負傷から3か月ぶりにカムバックを果たし、ロッベンへの素晴らしいパスでアシストも記録した。「とても幸せだ。ドイツトップチームにアウェーで勝てたんだから」とコメントし、自分の復帰については「ボールがもう恋しかったんだ。サッカーがね」と喜んだ。