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全員が拍手喝さい

ヘーネス、温かい言葉に感動

ウリ・ヘーネスが午後7時前Audiドームに姿を現すと、会場からは「ウリ!ウリ!」ヘーネスの名前を連呼する声が上がったが、株主総会におけるカール=ハインツ・ルンメニゲからの心のこもったスピーチ後は全員が総立ちし、「ヘーネスこそ最高の会長」と数分間にわたって拍手喝采を続けた。

もちろん、ヘーネス自身もこれに大きく感銘を受けた様子で喜びの涙を流し、「カール=ハインツの言葉だけでなく、株主の皆さんの温かい応援に、個人的に大変な状況にあるだけに感動いたしました。このことは決して忘れず、非常に光栄に思っております」と来年3月から行われる脱税に関する裁判を意識した演説を発表。

「バイエルンの精神的主柱」(ルンメニゲ談)と称されたヘーネスはさらに、「これだけの株主の皆さんが自主的に今日の総会に足を運んでくださり、私が当クラブの会長にふさわしいと温かく迎えてくださったことに対して、感謝の言葉を述べさせて頂きたい」と語っている。

ルンメニゲもヘーネスを全面的に支持

ヘーネスは今後も監査役会委員長として続投することについて、「皆さんのうち過半数の賛成を得られた場合のみとさせていただきたい。クラブではそのような話し合いがもたれていないため、辞任の準備は進めておりません。私にとって重要なのはこのクラブのみ」との演説を披露した。

また、「何億ユーロにもおよぶ金額を脱税したわけではなく、長年多額の税金を払ってきており、ここ5年は報酬なしに500万ユーロ以上の金額を寄付してきました。60歳記念試合の収益も寄付しております。それでも言い訳をするつもりはなく、過ちはしっかりと認識しており、報道内容に影響されない公平な裁判を期待しております」と言葉を続けた。

これを受け、その前にもすでにヘーネスの応援を表明していたルンメニゲが再び、「問題が起きたとき、一緒にそれを乗り越えるのが友情というもの。株主の皆さんの温かいお気持ちからも見て取れるように、FCバイエルンはウリ・ヘーネスにとってそんな友人だと言えるでしょう」と締めくくった。これについてヘーネスは後ほど、「命ある限り、このクラブのために働きたい!」との決心を新たにしている。