presented by
Menu
「勝ちにいく!」

ミュラー、「普通の試合とは違う」

23日(土)夜、FCバイエルンはボルシア・ドルトムントのホームスタジアムに乗り込み、熾烈な首位争いを繰り広げることになる。この大一番を前にして、世界中の数百万人のサッカーファンが、トップレベルの名勝負を楽しみにしていることは言うまでもない。だが、サッカーファンに限らず、FCバイエルンの選手たち自身もまた、この特別な一戦を心待ちにしているようだ。

「当然特別な試合。普通の試合とは違う」
イタリアとイングランドとの代表戦から帰国したトーマス・ミュラーは、上機嫌でこう語った。フランク・リベリーの肋骨骨折が嘘のように、クラブ内の雰囲気はいたって良好のようだ。
「それでもフィールドに立つのは、戦闘力がみなぎるチームであることに違いはない。勝ちにいく!」とミュラーは続けた。

月曜の晩に一足早くミュンヘンに帰宅したアリエン・ロッベンも、ドルトムント戦には間に合いそうだ。オランダ代表のロッベンは、足首に痛みを感じたため、代表合宿を早めに切り上げてミュンヘンで調整していた。念のために先に戻ることにしたと本人は本日木曜のインタビューで明かした。
「土曜日のドルトムント戦の方が重要」であるため「正しい選択だった」とロッベンは言う。
「こういった試合をいつも」楽しみにしているという彼からは「とてつもない」ハングリー精神が伝わってきた。

「その後はみな普段の生活にもどるだけ」

ドルトムント戦は「絶大な盛り上がり」を見せるだろうと予想するミュラーからも、同じような印象を受けた。彼もまた「あそこに行くのはいつも面白い」とドルトムント戦を楽しみにしている一人だ。ドルトムントは、現在多くのケガ人を抱えているが、「死ぬ気」で戦ってくるはずだとブンデスリーガで通算50ゴールを決めているミュラーは言う。彼によれば「ドルトムントは、そもそも個に頼るチームではなく、システムが機能すると手強い」相手となるそうだ。

だがバイエルンは、昨シーズン三冠を達成しているだけに「自信満々」で試合に臨むとロッベンは宣言した。FCBは、最近の対戦では国内のスーパーカップでドルトムントに4-2で敗れている ― バイエルンが今季公式戦で喫した唯一の敗北だ。もっとも「我々はかなり成長している。相手をリスペクトするが、恐怖心はない。試合には勝つ」とロッベンは強い意気込みを見せた。

世間では《ドイツのクラシコ》と騒がれる一戦への期待が膨らむなか、クラシコという呼び名についてミュラーに聞くと、「少し調べてみる必要があるね」という返事がかえってきた。ドイツ代表のミュラーは、騒ぎを静めるためか、最後に次のようにコメントした。
「誰がなんと言おうと所詮サッカーの試合。90分とか95分後に結果が出て、その後はみな普段の生活に戻るだけ」