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「セ・マニフィック!」

リベリーとマンジュキッチ、歓喜を爆発させる

ウクライナでの初戦を2-0で落としたフランスは、ワールドカップ出場の夢をあきらめかけていた。2点のリードをひっくり返すことは、果たして可能であるのか? プレーオフ史上いまだかつて誰も成し遂げることができなかった難関だ。ところがフランク・リベリーは、ずば抜けたプレーでチームを引っ張り、ちょっとした奇跡を起こしてみせた。彼のプレーは、2013年度の年間最優秀選手賞に向け、言うまでもなくこれ以上ないアピールとなった。

欧州最優秀選手のリベリーは、試合終了のホイッスルが鳴ると、「セ・マニフィック!」(「ワンダフル」を意味するフランス語)と叫び、喜びを爆発させた。リベリーは2点に絡む活躍を見せ、勝利に大貢献。KO寸前だったフランスは、ママドゥ・サコーの2ゴール(前半22分、後半27分)とカリム・ベンゼマの得点(前半34分)で、見事な逆転劇を成し遂げた。

リベリーは、この試合のことを「一生」忘れないと語り、フランス国内では翌朝の新聞の一面が、「リスペクト」と大見出しを付けた代表チームの記事で埋め尽くされた。フランス国内の大都市では、ファンがヒートアップ、まさに「夢のような青一色の夜」となった。

コヴァチ、「メルヘンチックな試合」を称賛

マリオ・マンジュキッチのクロアチア代表も、ザグレブで4度目となるワールドカップ出場決定に歓喜した。マンジュキッチが落ち着いて先制点を決め、クロアチアの勝利をたぐり寄せたアイスランド戦を、元バイエルンのニコ・コヴァチ監督は「メルヘンチックな試合」と振り返った。

「就任後2試合目でチームがすでにこれほどのプレーを披露してくれようとは夢にも思わなかった」と数週間前に同じく元バイエルンの弟、ロベルトと共に新指揮官の座に任命されたばかりのコヴァチは、チームを称賛した。コヴァチ兄弟が今後もイゴル・スティマッチの後継者として居座る可能性は高そうだ。もっともその場合、コヴァチ兄弟は少なくともワールドカップ初戦では、アイスランド戦でレッドカードを受けたマンジュキッチを欠くことになる。

とはいえ、ワールドカップはもうしばらく先の話。リベリーとマンジュキッチは、それまでにFCバイエルンで再び大旋風を巻き起こすことに早くも全集中力を向けている。