presented by
Menu
目標は予選1位通過

極寒のモスクワで勝利を目指す

マフラーにニット帽、トレーニングジャケットを身に纏い極寒のモスクワに現れたバイエルンの選手たち。本来ならばCL時に着用するスーツも今回に限りお役御免。火曜日の朝ミュンヘン空港を出発したバイエルン一同は、グループ予選第5節となる水曜日の夕刻18:00時キックオフの試合に向けてコンディションを整える。アリエン・ロッベンは「ピッチがどういう状態になるかははっきりわからないが、寒いということは間違いない」と出発前にコメントし、「ドルトムントでも既にそうだった」と気温に対して警戒を示した。

同選手は、微笑みながら45分遅延していたルフトハンザの特別機に乗り込んだが、現地時間の16:00少し前にモスクワに到着した時点でモスクワの地が明らかに居心地の良い環境ではないこと実感せざるを得なかった。空港から出るや否や待ち受けるのは降雪、氷点下、渋滞、そしてヒムキアレーナでの最終調整が時間的な問題でキャンセルされてしまった。

ただし、そういった環境を試合に響かせたくないとするバイエルン一同。「こういった状況でもうまくやっていかなければならない。プロとしてコンディションを整えて試合に臨む」と述べたのは指揮官グアルディオラ。CLで10連勝という快挙を達成し、FCバルセロナの記録を打ち破るためにも勝利以外は求められていない。この記録に対して主将ラームは「とても魅力的。記録をだして、1勝でも多く連勝を続けたい」とコメント。

ロッベン「高い集中力が求められる」

もう既に決勝トーナメント進出を決めているFCBにとって大事になるのは、グループ1位通過ができるかということ。明日の晩に勝利できなかったとしても、マンチェスターCがホームで未だ勝ち点0のプルゼニュに対して引き分け以下であれば首位が決定。もっとも、12月中旬に待ち受ける直接対決をものにすれば問答無用でバイエルンの首位通過が決まるのだが。そして最も単純な道のりはCSKAモスクワに勝利すること。ウリ・ヘーネス会長が「素晴らしい」、主将ラームは「勝利したい。グループ首位を目指す」と言葉を残している。

CSKAもバイエルンの連勝を止めるために全力で試合に臨むだろう。現在ロシアリーグで4連勝中で4位につける同チームは、CLグループステージでは3位に位置し、このバイエルン戦でなんとか決勝トーナメントへの可能性を広げたいところ。ロッベンは「CLアウェイ戦でのモスクワとの対戦は当然簡単なものではない。高い集中力で試合に入る必要がある」と試合前日に力を込めた。

バイエルンの選手たちを信頼しているウリ・ヘーネスも、軽率な気持ちで試合に入ってはいけないと警笛を鳴らし「モスクワはここ数週間でも十分にグループステージの優勝候補として力を示している」と賞賛。つい数日前にドルトムントと死闘を繰り広げたばかりにも関わらず、数人のキープレーヤー(マンジュキッチ、シュヴァインシュタイガー、リベリー、シャキリ、ピサーロ、コンテント)を欠いた状態で試合にを迎えなければならないグアルディオラ監督は、特に11月のCSKAとの対戦は「常に危険だ」と見解を示している。

さらに同監督は、勝ち点3を持ち帰るためには最高のパフォーマンスを見せる必要があると考えている。ロッベンも、「全員、自信に満ち溢れている」と述べ、モスクワ到着時からの悪い環境を言い訳にするつもりはないようだ。